実棚卸レコードのパージ

このユーティリティを使用すると、全ての実棚卸の承認と転記が完了し、監査担当者が結果を確認、承認した後で、実棚卸ファイルの内容を消去します。このオプションの目的は、実棚卸ファイルが占めていたディスク容量を解放することです。

ファイルの内容は消去されますが、実棚卸の転記のオーディットトレイルは残ります。品目/倉庫ファイルには以下に示す参照用の 2 つのフィールドが含まれています。

  • [実棚卸数量]
  • [実棚卸日]

[実棚卸数量] フィールドには棚卸数が、[実棚卸日] フィールドには転記日付が含まれます。

注:  この 2 つのフィールドは [品目/倉庫] 画面には表示されませんが、ファイルに保存されており、照会編集でアクセスできます。

また、実棚卸ファイルの転記前に印刷される [事前調整レポート] からも、オーディットトレイルにアクセスすることができます。

定義したパラメタを基にレコードを処理すると、処理済の各レコードの詳細がグリッド内に表示されます。