区分

品目の資材区分を入力します。資材区分は複数の在庫レポートに対する選択基準の一部であり、この品目が部品表の資材である場合に APS システムでこの品目を計画するかどうかを決定します。APS システムは資材区分と工具区分に対してのみ需要を計画します(ただし、これらの品目が受注オーダなどの 終了品目 である場合、「固定」と「その他」の品目に対する需要が計画されます)。

また、資材区分により、 [品目] フォームでこの品目の原価を保守する場所も決まります。 [最新標準作業手順] フォームまたは [ジョブ資材] フォームで品目を資材として入力すると、このフィールドの資材区分がデフォルトとして使用されます。

品目を説明する区分を次から選択します。

  • 材料費: 購買された品目、または製造処理によってコンポーネントや完成品に変換された品目です。また、資材を使用して終了品目を示すこともできます。通常これらの資材は、製造処理で引当または消費されます。資材区分原価を使用して、材料費を計算します。
  • 治具: 加工処理中に資材または工具をサポートする装置です。[冶具] は、ジョブに対しては出庫されません。ただし、原価設定を更新するために 1 ロット数量が出荷され、消費されたと考えることができます。冶具区分原価を使用して、工程管理モジュールで冶具費用を計算します。スケジューリング 処理中に冶具を制約に入れるには、区分が「その他」の 資源グループ に含まれる資源としてこの冶具を追加し、作業におけるこの資源グループを参照する必要があります。
  • 工具: 作業を実行するために機械によって使用されます。工具は、製造処理で消費される場合がありますが、通常は再利用可能です。工具区分原価を使用して、工程管理モジュールで工具原価を計算します。
  • その他: 他のどのカテゴリにも該当しない品目です。これらの品目は、実際にはジョブのその他費用の説明にすぎない場合があります。たとえば、外注費はこのカテゴリに当てはまります。

[部品表コンポーネントの置換] フォームまたは [マルチサイト部品表ビルダ] フォームには品目区分が表示されます。