移動

[移動オーダ] フォームで、移動オーダ番号を入力または選択します。この番号は、移動オーダを識別するユニークな番号です。移動オーダが 1 つ追加されると、システムは、ファイル内で使用できる最大の移動オーダ番号に 1 を増分します。

注:  移動オーダ接頭辞 は、 [移動オーダパラメタ] フォームで定義します。接頭辞を使用している場合、移動オーダ番号を割当てるときに、接頭辞から始まり数字で終わる最後の番号が検索され、これに 1 が加算されます。接頭辞の後に英文字を含む番号は無視されます。接頭辞を使用しない場合、最大の番号が検索され、それに 1 が加算されます。移動オーダには意味のある接頭辞を使用することをお勧めします。

例えば、接頭辞として「D」が使用されたサイトがダラスにあるとします。ダラスにあるサイトのデフォルトの移動オーダ番号には、D000000001、D000000002、D000000003 のように、接頭辞として「D」が使用されます。コロンバスのサイトに出荷する移動オーダをダラスで作成する場合、ダラスにおける次のデフォルトの移動オーダ番号は D000000001 になります。また、コロンバス でも、同じ移動オーダ番号 D000000001 を持つ相補レコードが自動的に作成されます。

相補レコードが作成されることにより、2 つのサイト間で移動オーダを追跡できるようになります。この例では、ダラスとコロンバスの両サイトにおいて、D000000001 が同じ移動として認識されます。重複を回避すること以外にも、意味のある移動オーダ番号の接頭辞を使用することによって、移動オーダの作成元のサイトを確認できるという利点があります。

元サイトと先サイトのいずれのユーザも、適切な権限があれば、追加、更新、または削除を行うことができます。

[品目/倉庫] フォームで、この品目を補充する移動オーダ番号を入力します。選択できるのは、補充する品目と倉庫が同じで、状況が「発注」である移動オーダのみです。

その他のフォームでは、 [移動オーダ] フォームの移動番号が表示されます。