移動オーダ接頭辞

移動オーダ番号に使用するデフォルトの接頭辞を入力します。接頭辞は、数字と数字以外(文字と記号)の文字で構成することができます。ただし、システムが番号を正しく増分できるように、接頭辞の最後はアルファベット文字でなければなりません。

10 桁の文字の制限に達すると、警告メッセージが表示されます。新たに接頭辞の順序を指定する必要があります。以下の例を使用する場合、TD99999999 に達したら、新しい移動オーダ接頭辞を開始する必要があります。移動オーダ接頭辞を追加しても、既存の移動オーダには影響しません。

各サイトの[移動オーダ接頭辞]は、 [移動オーダパラメタ] フォームで指定できます。サイト間の接頭辞の重複を回避し、より多くの移動オーダ番号を使用するため、意味のある移動オーダ接頭辞を作成することをお勧めします。

例えば、移動オーダ接頭辞として「TD」を使用するサイトがダラスに 1 つあり、「TC」を使用する別のサイトがコロンバスにあるとします。デフォルトでは、ダラスのサイトの移動オーダ番号として TD00000001、TD00000002、TD00000003 のように、接頭辞として「TD」が使用された移動オーダが作成されます。コロンバスのサイトに出荷する移動オーダをダラスで作成する場合、デフォルトでは、TD0000000321 のように、ダラスの次の移動オーダ番号が使用されます。また、コロンバスでも、同じ移動オーダ番号 TD000000321 を持つ相補レコードが自動的に作成されます。

相補レコードが作成されることにより、2 つのサイト間で移動オーダを追跡できるようになります。この例では、ダラスとコロンバスの両サイトにおいて、TD000000321 が同じ移動として認識されます。重複を回避すること以外にも、意味のある移動オーダ番号の接頭辞を使用することによって、移動オーダの作成元のサイトを確認できるという利点があります。