トランザクション区分

[作業実績報告] フォームの [副製品] タブでは、トランザクション区分には、 [作業実績報告] フォームの値がで使用されます。( [作業実績報告] フォームの [副製品] タブは、トランザクション区分として作業、移動、および機械を使用する副製品ジョブに対してのみ有効です)。

[作業実績報告] フォームでは、トランザクション区分を選択します。有効なトランザクション区分は次のとおりです。

  • [段取]: トランザクションには、ジョブの作業を実行するためにワークセンターを設定するために資源が働いた時間が含まれます。
  • [実行]: トランザクションは、ジョブ作業に作業時間と完了品目、不良品目、および次の作業への移動品目の数量の費用を適用します。作業のワークセンタが、機械ではなく、労務でスケジュールされている場合、作業の残りのスケジューリング時間は、転記された時間合計で減分されます。
  • [移動]: トランザクションでは、作業トランザクションを一切記録せずに、完了品目、不良品目、または作業での移動品目の数量が記録されます。移動トランザクションは、 [ジョブ作業] フォームでこれらの数量を調整します。
  • [間接]: 労務トランザクションは、従業員の労務費をジョブではなく間接労務コードに請求します。
  • [機械]: トランザクションは、完了品目、不良品目、および次の作業への移動品目の数量とともに、機械の作業時間の間接機械費を完ジョブ作業に適用します。[データコレクション] に入力する機械トランザクションは、労務と比例して配分される機械トランザクションの場合も、労務からは独立した機械トランザクションの場合もあります。詳細については、ヘルプトピック「機械トランザクション (データコレクション) について」を参照してください。

    作業が完了していない場合は、別の機械トランザクションを入力できます。最初の機械トランザクションを入力する場合は [作業完了]フィールドをクリアしてください。続いて、2 番目の機械トランザクションを入力します。今度は [作業完了]フィールドを選択します(作業が完了していると推定)。

  • [待ち]: トランザクションでは、ジョブがキューで 「資源が有効になるのを待機している」 時間をログに記録できます。
  • [直接作業]: 労務トランザクションは従業員がジョブ作業で働いた時間を請求します。直接作業トランザクションは、労務費、間接労務費を加え、ワークセンタの作業率を調整します。直接作業トランザクションでは、作業の残りのランタイムは短縮されません。ジョブ作業トランザクションを転記すると、システムによって、労務費と間接労務費がジョブ WIP に追加されます。

転記処理と各トランザクション区分の計算方法については、「転記済作業実績計算について」を参照してください。