状況

[見積ジョブオーダ] フォームで、この見積ジョブオーダまたは見積の状況コードを選択します。有効なエントリは以下のとおりです。

  • [設定済]: このコードは、ジョブが CPQ アプリケーションで設定されたことを示します。
  • [作業中]: 新しいジョブのデフォルト値。このコードは、ジョブは現時点でプランニングのために入力中であることを意味します。スケジュール済および能力計画済の作業手順によって定義することができます。
  • [計画]: ジョブに関連する見積は顧客によって受け入れられる可能性が高く、現在見積ジョブが生産のために計画されています。
  • [履歴]: ジョブシステムにコピーされるか、顧客によって拒否されるが将来の参照のためにシステムで保守される見積ジョブに使用されます。これらのジョブは、レポートおよび参照専用にシステムに残ります。その他のジョブ、見積ジョブ、または標準ジョブにコピーすることができます。

[見積作業] および [見積資材] フォームで、最新の見積ジョブの状況は、 [見積ジョブオーダ] フォームの値が表示されます。

[ジョブオーダ] フォームで、このジョブオーダの状況コードを選択します。この状況コードは、 [要求の詳細 - スケジューラ] など、さまざまな分析フォームに表示されます。

注: 
  • コンフィグ不可の品目の新規ジョブを追加する場合、ジョブを保存すると [状況] フィールドが有効になり、ジョブの状況を即刻更新できます。ジョブに部品表がない場合、現行の部品表をコピーするように求められます。
  • コンフィグ可能品目の新規ジョブを追加する場合、[状況] フィールドは無効になります。ジョブを設定し、[処理] をクリックすると、コンフィグレーション状況は[完了] に設定され、[状況] フィールドが有効になります。
  • 品目を再設定し、コンフィグレーションを未完了のままにすると、[状況] フィールドは無効になります。

有効なエントリは次のとおりです。

  • [確定]: 新しいジョブのデフォルト値。このコードは、ジョブは現時点でプランニングのために入力済であることを意味します。スケジュール済、能力計画済の作業手順によって定義可能ですが、この状況では資材または作業実績で転記することはできません。
  • [設定済]: このコードは、ジョブが CPQ アプリケーションで設定されたことを示します。
  • [発行済]: ジョブは生産に使用可能です。この状況では、ジョブは、トランザクションの転記とともに、原価を累積しはじめます。ジョブを発行する前に、ジョブの作業手順と部品表が正しいことを確認してください。ジョブに作業がない場合、レコードを保存すると「ジョブには作業が存在しません。現行の作業手順/部品表のコピーを実行しますか」というメッセージが表示されます。[はい] を選択すると、最新の品目作業手順から表示されたジョブに作業手順をコピーします。
  • [中止]: ジョブは、 [計画パラメタ] フォームの [停止された計画ジョブ] フィールドの設定に基づいて計画されます。
  • [完了]: ジョブは生産を完了しました。ジョブの状況は、作業実績を使用するか、このフィールドに状況変更を手動で入力することにより、「完了」に変更できます。状況を「完了」に変更すると、作業手順内の未使用のコンポーネントの割付が解除され、スケジュール/負荷詳細レコードはシステムから削除されます。完了したジョブは、追加の作業のために生産に再び発行することもできます。
  • [履歴]: ジョブは再発行されません。これらのジョブは、レポートおよび参照専用にシステムに残ります。その他のジョブ、見積ジョブ、または標準ジョブにコピーすることができます。

[副製品ジョブオーダ] [ジョブ作業] [ジョブ資材] および [ジョブ部品表] フォームには、 [ジョブオーダ] フォームのジョブ状況が表示されます。

[生産計画] および [生産計画品目] フォームで、この生産計画の状況コードを入力します。

  • [計画]: 新規生産計画のデフォルト値。「計画」状況は、現時点で生産計画がプランニングの目的で入力されたことを示します。生産計画が「計画」状況の場合、スケジューラはそれを認識しません。
    注:  MRP または APS 計画を実行する前に 「計画済生産計画の計画」 計画パラメタを選択すると、MRP および APS システムは、計画された生産計画をのみを計画します。
  • [発行済]: 生産に少なくとも 1 つの生産計画が使用可能です。
    注:  生産計画品目を発行する前に、 [原価積上 (最新原価 -> 標準原価) レポート] フォームを使用して、品目の最新作業と資材を標準に積上げます。
  • [完了]: 生産計画は全ての生産計画発行について生産を完了しました。生産計画の状況は、このフィールドに状況変更を手動で入力することにより、「完了」に変更できます。状況を「完了」に変更すると、負荷詳細レコードはシステムから削除されます。追加の作業の生産計画を再び生産に発行するため、完了した生産計画を「発行済」に戻す変更が可能です。有効な状況変更は次のとおりです。
    • 「計画」から「発行済」へ
    • 「発行済」から「完了」へ (全ての発行が C (完了) の状況の場合)
    • 「完了」から「発行済」へ
注: SyteLineスケジューラは、 [工程管理パラメタ] フォームのオプション設定に依存する状況コードに基づいて、ジョブ、見積ジョブ、生産計画を計画します。また、APS では、状況コードに応じてこれらのトランザクションの計画方法が異なります。詳細については、APS でのジョブ状況の解釈方法を参照してください。

[顧客サービス影響度] フォームにはジョブオーダの状況が表示されます。