品目不良率

このフィールドは APS と MRP に適用します。

保管場所に品目を受け入れる前に、予測されるロスを補正するために計画ジョブまたはオーダ数を増加する比率を入力します。計画ジョブまたはオーダの残受入は、以下の式を使って同じ数量だけ削減されます。希望数量 * (100/(100-品目不良率))。製造品目に対して品目不良率が指定された場合、十分な資材が作成されるか、または能力が使われて、100% の希望数量が作られます。

代わりに、「歩留」 比率を設定し、その歩留に基づいてシステムが品目不良率を計算するようにできます。

例: 100 部品の品目 A が必要で、その品目不良率は 20% です。生産する品目 A の合計ユニットは、以下の式によって決まります。100*(100/(100-20)= 125このため、十分なコンポーネントとして 125 ユニットの生産が計画されます。125 ユニットを生産するための能力が予約され、100 点の品目 A の計画が作成されます。

注:  適切な品目不良率を判断するには、ジョブ品目レベルで報告された不良数を示す履歴レコードを評価します。 [作業実績レポート] を使用して、特定のジョブに関する不良数量の履歴を表示します。

このフィールドを更新し、レコードを保存すると、品目の最後の最新作業の 歩留 が調整され、新しい品目不良率が反映されます。