発行日

このフィールドには、選択した品目の発行日が表示されます。 [資材プランナワークベンチの生成] ユーティリティを [計画データを使用] フィールドを [はい] に設定して実行したか、[いいえ] に設定して実行したかに応じて、発行日の計算が異なります。

[資材プランナワークベンチの生成]ユーティリティの実行時に [計画データを使用] が [はい] に設定されている場合、使用した計画方法に応じて [発行日] カラムに以下のように計算された発行日が含まれます。

  • MRP 計画: 発行日 = 納期 - (FLT + (VLT * 要求数))
  • APS 計画: APS は、最新作業時間と、資材またはシフトキャパシティ(無限か有限のいずれか)によって生じる制約を使用して、計画実行時に発行日を計算します。
  • MPS プロセッサ: 発行日 = 納期 - (FLT + DTSLT + PWLT + (VLT * 要求数))

意味は以下のとおりです。

  • FLT = 固定リードタイム
  • VLT = (1 個あたりの)変動リードタイム
  • DTSLT = 受入リードタイム
  • PWLT = ペーパワークリードタイム

[資材プランナワークベンチの生成]ユーティリティの実行時に [計画データを使用] が いいえ に設定されている場合、発行日を計算するために以下の処理が行われます。計画オーダの初期納期が決定されます。 [資材プランナワークベンチの生成] フォームで使用する補充の区分に応じて、納期は異なります。

  • 品目補充法: 納期 = 現在日 + 品目のリードタイム
  • 相互参照法: 納期は作成される相互参照の区分により変わります。
  • 受注オーダ: 納期 = 受注オーダ明細品目の納期
  • プロジェクト: 納期 = プロジェクトタスク開始日
  • 移動オーダ: 納期 = 移動オーダ明細品目の出荷予定日
  • ジョブ: 納期 = ジョブの作業開始日
注:  このような補充法の詳細については、「資材プランナワークベンチ概要」を参照してください。
  • 納期に最も近い稼働日を探します(稼働日は、デフォルトスケジュールシフトと、 [計画パラメタ] フォームの [MDAY 開始] および [MDAY 終了] の定義によって決まります)。この日付が後の計算では納期として使用されます。
  • 発行日が以下のようにして計算されます。納期 - 品目の固定リードタイム - 受入リードタイム - ペーパワークリードタイム - 移動日数 - (変動リードタイム * 所要量) / 1 日当りの平均時間
  • 前ステップから算出された日付に最も近い稼働日を探します。この計算から日付が決定できない場合、フィールドは空白になります。
注: 
  • 購買品目の場合、変動リードタイムは使用されません。
  • 品目のリードタイムの計算では、特急リードタイムは使用されません。