計画最長期間

このフィールドは APS にのみ適用されます。

APS でキャパシティと資源を予約できる将来の日数を入力します。最長期間を設定することにより、計画中にシステムが調べる期間を制限し、パフォーマンスを改善することができます。0 より大きい値を入力してください。

初回のプル計画が需要の遅れを予測し(つまり、納期から現在日までの期間で計画できない)、プッシュ計画に切り替える必要がある場合のみ、計画最長期間が使用されます。プッシュ計画の間、システムは現在日からできるかぎり早い日付までに繰り延べして需要を計画します。現在日から計画最長期間の最終日の間で需要を計画するのに十分なキャパシティおよび資材が見つからない場合は、需要は「ブロック」と表示され、計画されません。

適切な計画最長期間を入力することは重要なことです。設定値が小さすぎると、ブロックされる需要が多数になり、また大きすぎるとシステムパフォーマンスが低下する可能性があります。また、計画最長期間を短縮すると、ERDB データベースの実行に必要なデータベースサーバのメモリ量が減ります。

注:  この最長期間は、[一般] タブで定義される MDAY カレンダとは独立しています。MPS プロセッサおよび需要予測消費は、MDAY カレンダを使用します。

スケジューラでは、 [工程管理パラメタ] フォームに存在する [計画日数] パラメタを使用して、需要計画に用いる期間を定義できます。1 つ以上のスケジュール済ジョブの作業に、計画日数 期間を超えるような日付が付けられる場合があります。 [APS 計画] 処理を実行する場合、生成された計画にこれらの未スケジュール作業が含まれません。これらの部分的にスケジュールされたジョブに伴う問題を回避するため、計画最長期間を 計画日数 期間と同じ時間値に設定することをお勧めします。