間接費基準

間接費が適用される基準を選択します。次のソースは、労務費、材料費、機械費の固定率および変動率を決定します。以下のソースの任意の組合せを選択します。

  • [作業]: 間接労務費の計算には、 [最新作業] フォーム、 [ジョブ作業] フォーム、 [生産計画品目作業] フォーム、および [生産計画明細作業] フォームの [固定間接費率] フィールドと [変動間接費率] フィールドの値が使用されます。
  • [資材]: 間接材料費の計算には、 [最新作業] フォーム、 [ジョブ作業] フォーム、 [生産計画品目作業] フォーム、および [生産計画明細資材] フォームの [固定間接材料費率] フィールドと [変動間接材料費率] フィールドの値が使用されます。ジョブに材料を出庫したときに、間接費は仕掛を更新します。
  • [機械]: 間接機械費の計算に、 [最新作業] フォーム、 [ジョブ作業] フォーム、 [生産計画品目作業] フォーム、および [生産計画明細作業] フォームの [固定間接機械費率] フィールドと [変動間接機械費率] フィールドの値が使用されます。

これらのフィールドを空白にしておくと、間接費は計算されません。

下の表を使用して、使用する間接費率を判断してください。

生産方式 品目原価区分 = 標準 品目原価区分 = 実際
ジョブ 仕訳帳へ転記 = 標準作業フォームと資材フォームの率

実際 = ジョブ作業フォームと資材フォームの率

仕訳帳へ転記 = ジョブ作業フォームと資材フォームの率
生産計画 仕訳帳へ転記 = 標準作業フォームと資材フォームの率

実際 = 生産計画品目/発行作業フォームと資材フォームの率

N/A
JIT/カンバン 仕訳帳へ転記 = 最新作業フォームと資材フォームの率 仕訳帳へ転記 = 最新作業フォームと資材フォームの率

品目に対して標準原価を使用し、このフィールドを更新する場合は、次の手順に従ってください。どちらの手順も在庫管理ユーティリティにあります。

  • [最新部品表原価積上ユーティリティ] を選択します。
  • [原価積上 (最新原価->標準原価) レポートユーティリティ] を選択します。

これらの手順に従うことにより、このフィールドを更新した結果発生する不正な差異を防ぐことができます。