オフセット区分

作業をオーバーラップするためのオフセット区分を選択します。この値は、その作業とそれに続く作業との間の時間オフセットを可能にします。この区分は、2 番目の作業をいつ開始するかを定義します。

  • [サイクル時間]: オーバーラップ値であるサイクルタイムの指定時間完了後にオフセットウィンドウを開始します。たとえば、[オフセット値] に 1 を入力すると、次の作業は、1 時間のサイクルタイムが完了した後に開始されます。
  • [サイクルタイムの指定時間完了後]: オフセット値である段取とサイクルタイムの指定時間完了後に開始します。たとえば、[オフセット値] に 1 を入力すると、1 時間のサイクルタイムと 1 時間の段取時間が完了した後に次の作業が開始されます。
  • [オフセットなし]: 次の作業はオーバーラップしません。
  • [品目]: オフセット値である品目の段取とサイクルタイムの完了後に開始します。たとえば、[オフセット値]に 100 を入力すると、100 品目の段取とサイクルタイムが完了した後に次の作業が開始されます。
  • [サイクルタイムの指定パーセント完了後]: オフセット値であるサイクルタイムの指定パーセント完了後に開始します。たとえば、[オフセット値]に 10 を入力すると、サイクルタイムの 10 % が完了した後に次の作業が開始されます。
  • [段取とサイクルタイムの指定パーセント完了後]: オフセット値である段取とサイクルタイムの指定パーセント完了後に開始します。

バッファ(終了時間/移動時間)とオーバーラップは、反対作用であることに注意してください。両方が使用されると、バッファがオーバーラップを無効にします。つまり、オーバーラップ作業で終了時間 > 0 の場合、またはオーバーラップ作業に続く作業で移動時間 > 0 の場合、オーバーラップは無視されます。