ネットチェンジまたは再生法

[ネットチェンジ] を選択すると、MRP 計画で、品目フォームで [ネットチェンジ] フィールドが選択された品目(または品目を生産するジョブなどの品目関連レコード)に対してのみ計画を実行できます。品目のこのフィールドは手動で選択できますが、品目で MRP 要件情報を変更する処理を行ったときにも自動的に選択されます。たとえば、品目の計画外入庫の実行、品目のローレベルコードの変更、またはリードタイム値の変更などの操作を行うと、品目の [ネットチェンジ] フィールドが自動的に選択されます。

[再生法] を選択すると、既存の MRP 計画レコードが削除され、最新の要件情報を使用して全ての品目の全体計画が再生成されます。大きなデータベースでこのオプションを実行する場合は、処理時間がかなりかかることがあります。

最新部品表プロセッサとジョブ生産計画部品表プロセッサは、再生法を実行する前に実行する必要があります。このステップでは、全ての品目のローレベルコードが正確であることを確認します。これは、再生法を実行する場合に重要です。

注:  計画パラメタを更新した後などに、このフィールドが [再生法] に変わることがあります。[再生法] を自動的に選択する計画パラメタを変更した場合は、[ネットチェンジ] フィールドまたは [再生法] フィールドを変更できません。これは、計画パラメタで MDAY オプションを変更したときなどに起こります。