最大 What-If DB 数

このフィールドは APS に適用されます。

APS 計画機能と同時にサーバのメモリに存在するプランナデータベースの一時コピーの数を入力します。ATP 取得 または CTP 取得 機能を使用する場合、システムによってプランナデータベースの一時コピーがメモリに作成され、メモリ上でオーダまたは明細品目の完了予定日を決定する計算が実行されます。複数のワークステーションで ATP/CTP 取得 機能を同時に実行する場合、サーバで使用可能なメモリ量を超えても構いません。このフィールドは、同時に存在するデータベースのコピー数を、サーバのメモリ容量の範囲内に制限するために使用します。

このフィールドのデフォルト値は 2 で、指定できる最大値は 20 です。20 を超える数値が必要な場合は、 [計画パラメタ] フォームの [特定 APS オプション] タブを使って最大値を調整します。

明細品目の ATP/CTP 取得処理中に表示される [有効在庫結果] ダイアログには [数量] ボタンが含まれ、これには要求日までに完了可能な明細品目の数量が表示されます。数量 ボタンをクリックすると、プランナデータベースのコピーがさらに 2 つメモリに作成されます。これらのコピーは [ATP/CTP 取得] ダイアログが閉じられるまでメモリに残ります。このため、すべてのユーザが [数量] ボタンを使う可能性が高い場合、基本の最大 What-If DB 数を 3 で掛けます。

例: ATP/CTP 取得機能を使う可能性があるクライアントマシンが 5 台あり、そのすべてで [ATP/CTP 取得] ダイアログの [数量] ボタンを使う可能性が高いとします。What-If DB の最悪の場合の要件は 5 で、これに [数量] ボタンを使うクライアント用の 15 を足すことで合計 20 になります。5 台すべてのクライアントが同時に ATP/CTP 取得機能を使うことが予想されない場合は、それに応じて数値を調整します。