最早計画購買オーダ受入日

このフィールドは APS とスケジューラに適用され、購買品目にのみ使用されます。

購入先では、特定の品目のリードタイムで一時的な問題が発生している可能性があります。この状況で APS で適切なリードタイムを使用してこの品目の計画オーダを作成するには、この品目の購買を行うことができる最早日を入力します。この品目に対してシステムで作成される全ての計画オーダには、この日付より後の納期が指定されます。日付が過去の場合、このフィールドは無視されます。

この日付は、品目の標準および特急リードタイムを一時的に上書きします。

APS 計画のリードタイムの定義」を参照してください。

APS は、この品目の計画オーダを作成する際、品目受入の期限を現在の日付 + リードタイム、または最早計画購買オーダ受入日のいずれか後に来る方に決定します。この日付は次のようにリードタイムを上書きします。

  • 標準リードタイム: 現在の日付と最早計画購買オーダ受入日の間の時間がリードタイムより短い間だけ、標準リードタイムを上書きします(その後は通常のリードタイム計画となります)。
  • 特急リードタイム: 最早計画購買オーダ受入日は、標準リードタイムと特急リードタイムの間にある場合は、特急リードタイムを上書きし、「有効な」特急受入日になります。最早受入日が特急リードタイム内になると、標準の特急リードタイムが使用されます。
注:  通常、このオプションは、システムに既に存在する通常の購買オーダには影響しません。ただし、既存の購買オーダの納期をここに入力される日付と一致するように変更すると、上位レベルの組立品目はリードタイム外である新しい日付を認識します。ここに入力した日付より遅い日付に納期を変更した場合は、その日付を最早計画オーダ日付と一致するように変更することを促す繰上例外メッセージを受取ります。

このフィールドを空白のままにしておくと、過去の日付とみなされて無視されます。

この日付に使用される時間値は [供給時間] 計画パラメタで設定されたものです。