前バッファ時間

このフィールドは APS に適用されます。

作業開始までの遅延時間数を入力します(この値はその作業に対して指定された移動時間に加算されます)。ジョブは、このバッファ時間と移動時間を足した時間が経過するまでは、この資源グループを必要とする作業の処理を開始できません。ジョブの遅延は、ジョブが前の作業を完了したときに始まります。遅延されたジョブは、この資源グループの資源も前の作業で使用した資源も使用しません。

システムは 2 つの作業間の合計バッファ時間を決定するために、以下のことを行います。

  • 最初の作業の全ての指定資源グループから、最大の後バッファ値を見つけます(複数の資源グループが指定されている場合)。
  • 2 番目の作業の全ての指定資源グループから、最大の前バッファ値を見つけます。
  • この 2 つの値を、最初の作業の終了時間と 2 番目の作業の移動時間の合計に加算します。
注:  それぞれの作業の資源グループについて [資源キャパシティ制約有効期間] フィールドが 0 に設定されている場合は、その作業の待ち時間も 2 つの作業間の合計バッファ時間に加算されます。