カスタムジョブ発行ルールの作成
[工程管理パラメタ]
フォームのジョブ発行ルールは、同じ発行日時のジョブのスケジューリングの順序を決定します。
注: カスタムルールの作成に必要な手順のサマリは、「カスタムスケジュールルールの作成」を参照してください。このトピックで説明した関数の詳細については、弊社サポートサイトからダウンロードできる
『Scheduling Customization Guide』
(スケジューリングカスタマイズガイド)を参照してください。
関数の命名
カスタム関数には、ユーザによる呼び出し可能な標準の関数名 以外の任意の名前を付けることが
引数
サマリ
#include "factor.h"
double myrule(op)
ORDER *op; /* pointer to the job. */
この関数は、唯一の引数としてジョブ(区分:ORDER*)を受け入れます。
戻り値
関数は、ジョブの格付値を返します (区分: double)。
double orrl (ORDER *op)
/*-----------------------------------------------------------------
Ranking function to cause new jobs to be ranked on a high-to-low priority.
ARGS:
op - pointer to job for which to evaluate ranking rule
RETURNS: job-ranking value
-----------------------------------------------------------------*/
{
return((double) -op->orprio);
}
カスタム関数のインストール
カスタムジョブ発行関数をスケジューラで使用できるようにするには、sedfok 関数を呼び出すことにより、ucini1 初期化関数からインストールする必要があります。sedfok 関数には次の 2 つの引数があります。
- 発行関数にカスタム論理が含まれているジョブ発行ルールの番号。
- ジョブ発行関数のアドレス。
たとえば、上記のルール例「orrl」をルール位置 39 にインストールするには、以下のようにします。
sedfok (39, orrl);