Windows クライアントに対する資源ガントチャートの使用

Windows クライアントで [資源ガントチャート] を実行する場合、以下の手順に従って分析する資源を指定し、表示オプションを変更します。

このフィールドを開くと、 [データの選択] ダイアログボックスが表示されます。

  1. 全ての資源を表示する場合、[全ての資源] を選択するか、表示する全ての資源を選択します。
    一覧を新しく作成する場合、次の手順に従います。
    • [追加]をクリックします。資源の一覧は、 [資源選択の追加] ダイアログボックスに表示されます。
    • 新しい一覧の名前を指定します。
    • 一覧に資源を追加するには、資源を選択してから、[>] の順に選択します。
    • 表示する全ての資源をリストに追加したら、[OK] をクリックして [データの選択] ダイアログボックスに戻ります。
    • 新しい一覧を選択します。
  2. [代替] フィールドで、デフォルト選択のゼロを使用して生産データの作業をするか、代替計画番号を選択します。
  3. [開始日] および [終了日] フィールドで、ガントチャートの日付範囲を定義します。
  4. [OK] をクリックすると、選択済データのガントチャートが表示されます。
  5. 以下のオプションをチャートで使用します。
    • [データの選択] ダイアログボックスで既存のリストを編集するには、リストを選択し、[編集] をクリックして上記のステップに従います。[削除] をクリックして、リストを削除します。
    • 表示オプションを変更するには、ガントチャート表示の任意の位置を右クリックします。以下のオプションの変更が可能です。
      • 2 番目の選択: このオプションは、表示で特定のバーを選択することに使用される論理の区分を指定する際に使用します。
        • [なし] (デフォルト値): 選択された稼働率バーのみを黄色で表示します。
        • [同一作業]: 同じ負荷を処理している全ての作業を表示します。このオプションは、シフト変更によって作業が中断し、負荷が別の資源に割り当てられた場合に便利です。この作業/負荷の全ての稼働率バーは黄色で表示されます。
        • [同一ジョブ]: 同じ需要(ジョブ、生産計画、MPS オーダ、計画オーダなど)の全ての稼働率バーを黄色で表示します。
      • バーテキスト: 稼働率バーに表示されるテキストを変更するには、このオプションを使用します。デフォルトではジョブ番号がバーに表示されます。作業番号または品目番号を表示、テキストを非表示にすることができます。
      • タイムスケール: データは 1 時間の最小時間単位で表示されます。
      • ハイライト: 指定の条件を満たす全ての稼働率バーを指定の色で表示します。たとえば、遅延ジョブに関連する全てのバーを赤で、大きなジョブ数量の全てのバーを青で表示できます。詳細については、次のセクションを参照してください。
  6. ハイライトを使用して、特定の条件を満たした全てのチャートバーに色付けします。たとえば、遅延オーダに関連する全てのバーを赤で、大きなオーダ数量の全てのバーを青で表示できます。

    既存のハイライトを適用する場合、次の手順に従います。

    1. ガントチャートの任意の位置を右クリックし、[ハイライト]を選択します。 [ハイライトの編集] フォームが表示されます。
    2. ハイライトを選択してから [OK] をクリックします。
    新規ハイライトを作成および追加するには、次の手順に従います。
    1. ガントチャートの任意の位置を右クリックし、[ハイライト]を選択します。 [ハイライトの編集] フォームが表示されます。
    2. [追加] をクリックして [ハイライト追加] フォームを開きます。
    3. ハイライト名を指定します。
    4. [追加] ボタンをクリックします。 [基準追加] フォームが表示されます。
    5. 色をバーに適用する基準 (ルール) を入力します。基準には、区分、比較演算子、値、色、オプションのサブストリング比較設定があります。

      基準とは、 [資源ガントチャート] のハイライトに関連するルールのことです。ハイライトには、複数の基準を追加できます。そのためハイライトに従ってグラフィカルバーに色付けするには、資源がハイライトのさまざまな基準を満たしている必要があります。

      以下のフィールドを記載します。各フィールドの詳細については説明を参照してください。)

      • [区分]
      • [比較]
      • []
      • []
      • [サブストリングを比較しますか?]
      • [開始文字列]
      • [比較対象長さ]
    6. [資源ガントチャート] フォームに戻るまで [OK] をクリックします。
    7. 新規ハイライトを適用するには、[ハイライト] 右クリックメニューオプションからハイライト名を選択します。
    テキストストリングであるデータ項目については、ストリングのサブセットを比較するオプションを選択できます。また、比較が True であるバーに適用する色も指定できます。ハイライトに複数の基準が含まれ、バーに色を適用するには全ての条件が満たされている必要がある場合、 [ハイライトの追加] ダイアログボックスで色を定義します。
    たとえば、20 ユニット以上のオーダに関連付けられているバーを青色にする場合、ルールには オーダサイズ 区分、比較演算子「>」、および値 20 が含まれます。