資源間でのジョブの分割

単一の作業内で、スケジューラは 1 つの負荷をさらに小さな負荷に分割し、複数の資源がその品目で作業できるようにすることができます。この処理は、それが単一作業内でのみ発生することを除き、基本的に 作業オーバーラップ と同じです。

たとえば、100 品目を研削する作業があり、研削機が 5 機ある場合、スケジューラが負荷をそれぞれ 20 品目を含む 5 つのグループに分割するように指定できます。

作業分割を有効にするには、[作業]フォームの [分割サイズ] フィールドで負荷分割サイズを指定します。

注:  [分割サイズ]が 0 だと、作業分割は無効になります。また、スケジューラは、作業分割がオーバーラップ作業で定義されている場合も、それを無視します。

分割可能な作業に負荷が到達すると、スケジューラは作業を次のように処理します。

  1. 元の負荷数量は、指定の分割サイズの負荷に分けられます。数量によっては、最後の負荷は部分負荷であることもあります。
  2. 負荷は、資源の [選択ルール] に従って処理されます。関連する資源グループの全ての資源には、各負荷を選択する可能性があります。
  3. 全ての負荷が作業を完了したら、スケジューラは再びそれらを 1 つの負荷に累計します。