例: 段取時間

この例では、スケジューラが 3 つの異なる品目を生産する 3 つの異なる作業で段取時間を適用する方法を示したものです。

以下のことを仮定します。

  • それぞれ単一の作業の 3 つの品目があります。3 つ全ての作業で同じ資源が必要です。
    • 大人用自転車: 段取グループ「大人」のメンバ。段取時間 2.5 時間。
    • 子供用自転車、青色: 段取グループ「子供」のメンバ。段取時間 0.5 時間。
    • 子供用自転車、赤色: 段取グループ「子供」のメンバ。段取時間 1.5 時間。
  • 段取グループが次のように変化した場合、段取マトリックス「大人から子供」により、段取時間が決定されます。
大人へ 子供へ
<デフォルト> 5.0 6.0
大人 0.2 1.0
子供 2.0 0.3
注:  「<DEFAULT>」行は、現行作業の前にスケジュールされた作業がない場合に対応しています。

下の表は、各作業の段取ルールと段取時間ルール、およびそれらのルールに基づく段取時間の適用を示したものです。品目は、それらが資源に到着する順番にリストされています。

段取/段取時間ルールと結果の段取時間適用

フィールド/ペア 設定 設定 設定 設定 設定
段取ルール: 毎回 基準 基準 毎回 基準
段取基準: 品目 品目 グループ グループ グループ
段取時間ルール: 固定 固定 固定 マトリックス マトリックス
設定マトリックス: N/A N/A N/A 大人から子供へ 大人から子供へ
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子供用自転車、赤色 1.5 1.5 1.5 6.0 6.0
子供用自転車、青色 0.5 0.5 0 0.3 0
子供用自転車、青色 0.5 0 0 0.3 0
大人用自転車 2.5 2.5 2.5 2.0 2.0
子供用自転車、青色 0.5 0.5 0.5 1.0 1.0