副製品製造の確認について
       副製品製造または特定ジョブの副製品製造を確認する際、
         システムではいくつかの属性をチェックします。
   
      エラー確認
以下のいずれかの条件が満たされていない場合や、そのことが確認処理停止の原因になっている場合は、エラーメッセージが表示されます。
- 副製品品目には有効な品目レコードが必要です。
 - 副製品品目は同じ原価区分である必要があります。
 - 副製品品目は「廃止」状況であってはなりません。
 - 副製品品目は「製造」として選択される必要があります。
 - 副製品品目はコンフィグ可能品目であってはなりません。
 - リード副製品品目には作業が必要です。
 - 副製品品目に関連する共通した副製品作業(
				[最新作業]
			 フォーム)では、以下の設定が同一である必要があります。 
- ワークセンタ
 - 資源グループ
 - 資源グループ [実行] と [数量] の値
 - 自動更新
 - 機械時間/個数、または個数/機械時間
 - 作業時間/個数、または個数/作業時間
 - 固定 SCHD 時間
 - 段取時間
 - 段取ルール
 - 段取基準
 - 設定マトリックス
 - 計画基準
 - ブレイクルール
 - 待ち時間
 - 分割サイズ
 - オフセット
 - カスタムプランナルール
 - スケジューラルール
 - 段取資源グループ
 
 - 副製品品目には、リード副製品と同じ自動更新設定および保管場所が必要です。
 - 副製品品目番号を資材品目番号と同じにすることはできません。
 
警告確認
以下のいずれかの条件が満たされていない場合、警告メッセージが表示されます。警告メッセージが表示されても、確認処理は停止しません。
- 副製品品目は「頻度低」状況であってはなりません。
 - 副製品製造の副製品品目には、リード副製品と同じ製品コードが必要です。リード副製品によって、ジョブの製品コードが決定します。
 - 副製品品目はファントム品目であってはなりません。
 - 副製品ジョブ作業は、リード副製品作業と一致する必要があります。
 - 副製品製造の全ての副製品品目は、同じ改訂追跡設定である必要があります。
 - 副製品品目(リード副製品を除く)には作業が必要で、それらの作業はリード副製品の作業と一致する必要があります。
 - 共通した副製品作業( [最新作業] フォーム)では、[段取賃率]、[作業賃率]、[変動間接費率]、[固定間接比率]、[固定間接機械費率]、および[変動間接機械費率]のフィールドの値が同じである必要があります。
 - 副製品品目は同じ測定単位である必要があります。また同じロット追跡設定である必要があります。
 - 全ての原価配賦率は、各副製品作業で 100% である必要があります。(システムは、 [副製品製造生成原価配賦] フォームでも [副製品製造作業] フォームでも原価配賦率を確認しません)。
 
確認が発生するフォーム
副製品製造は次のフォームで確認されます。
- [副製品ジョブオーダ]
 - [副製品製造作業]
 - [副製品製造生成原価配賦]
 - [ジョブオーダ]
 - [副製品製造品目原価配賦の確認]
 
注:  
				[副製品ジョブオーダ]
			 フォームでは、システムは特定のジョブの副製品製造だけを確認します。