複数の保管場所/共通ワークセンタの設定

単一のワークセンタに複数の保管場所を定義することができるので、別々の保管場所の 2 つの部品を共通のワークセンタで組み立てることが可能です。

たとえば、2 つの品目で作業する必要のある組立ワークセンタがある場合(原価設定の目的)、この関係が使用可能である必要があります。

この例の関係を設定するには、以下の手順に従います。

  1. [保管場所] フォームで、どちらも AS-500 ワークセンタに関連する 2 つの保管場所 L1 と L2 を追加します。
  2. 品目フォームで、2 つの品目 I1 と I2 を作成します(測定単位 = 個、製品コード = PP)。
  3. I1 品目レコードで、[自動更新] チェックボックスをオンにします。
    注:  [自動引落保管場所] フィールドは空白にしておきます。
  4. 品目レコードを保存します。
  5. [保管場所] ボタンをクリックして、 [品目別保管場所] フォームを開きます。
  6. I1 に対して、L1 保管場所をポイントする新しい品目別保管場所を追加します。[順位] フィールドに [1] を指定します。
  7. I2 品目レコードで、[自動更新] チェックボックスをオンにします。
    注:  [自動引落保管場所] フィールドは空白にしておきます。
  8. 品目レコードを保存します。
  9. [保管場所] ボタンをクリックして、 [品目別保管場所] フォームを開きます。
  10. I2 に対して、L2 保管場所をポイントする新しい品目別保管場所を追加します。[順位] フィールドに [1] を指定します。
  11. [ジョブオーダ] フォームで、ジョブを作成します。
  12. ワークセンターが AS-500 に設定された作業 10 を追加します。
  13. ジョブを発行します。
  14. [現場在庫補充レポート] を実行します。異なる保管場所から両方の品目がレポートに表示されます。