部品表バルクインポートユーティリティの使用

[部品表バルクインポート] ユーティリティは、部品表バルクインポートディレクトリ内の全ての XML ファイルを処理します。各 XML 文書は、単一品目の現在の部品表を含むので、XML 文書に含まれている部品表は、部品表 XML ファイル内の上位品目用の現在の作業手順/部品表にロードされます。

受け取る資材ごとに、bom_seq 値が指定されている必要があります。受け取る資材に bom_seq 値がない場合、その資材材はインポートされません。受け取る XML 文書に存在しない bom_seq 値をもつ既存の最新資材は、削除されます。XML 文書に存在する bom_seq を持つ既存の最新資材は、更新されます。受け取る資材が最新資材にない bom_seq を持つ場合、その資材は追加されます。

既存の作業手順の場合、作業は削除されません。

既存の部品表の場合、受け取る XML 文書にない資材は削除されます。

受け取る参照先は、bom_seq 値を使用して資材と照合されます。

実行されるアクション

[処理] をクリックすると、ユーティリティによって、  [部品表バルクインポートパラメタ] フォームで指定したバルクインポート論理フォルダ内の各 XML 文書が処理されます。各 XML 文書に対して、このユーティリティは以下のアクションを実行します。

  • 文書を読み取り、その内容を解析します。バルクアーカイブ論理フォルダが [部品表バルクインポートパラメタ] フォームで指定されている場合、その論理フォルダに XML 文書を移動します。
  • XML 文書からのデータを、XML 文書上の上位品目用の現在の作業手順/部品表のテーブルにロードします。
  • [部品表バルクインポートパラメタ] フォームで定義されたタグ定義を使用します。
  • [部品表バルクインポートマッピング] フォームで定義されたマッピングを使用して、XML データをアプリケーションデータベーステーブルにマッピングします。
  • [部品表バルクインポート変換] フォームで定義された変換を使用して、データ値を変換します。
  • [品目] フォームで [インポートの最新の改訂を保存] チェックボックスがオンになっている上位品目について、および新しい改訂のあるインバウンドの部品表について、その品目の現在の作業手順/部品表のコピーを作成します。
  • 品目の [部品表最新インポート日] を、 [品目] フォームの最新日に更新します。

エラー

エラーが発生する場合、ユーティリティは以下の処理を実行します。

  • その XML ファイルの [ 部品表バルクインポートエラー] フォームにエラーを書き込みます。
  • [発行サブスクライバ] フォームで BOMBulkImportError という名前の発行に関連付けられているユーザに E-mail を送信します。
  • XML ファイルは処理しません。