計画オーダ生成の管理
このトピックは APS に適用します。プランニングでは、APS が現在の需要のセットを満たすために必要な数以上の計画オーダを作成する状況が発生することがあります。SyteLine には、需要が不要に遅延しないようにする一方で、過剰計画オーダの作成を制御できるようにいくつかのパラメタが用意されています。このトピックの表は、パラメタの概要を示したものです。
| 使用するパラメタ | 対処の計画問題 | 注記 |
|---|---|---|
| 供給品前引当許容時間 | 購買オーダが需要の納期の直後に到着するため、需要は供給を使用することができません。システムは新しい計画購買オーダを生成します。 | （購買オーダ明細品目などの）供給を使用して、供給の期日よりも納期が前の需要を満たせるようにします。許容時間の範囲は、正または負のいずれの値を入力するかに基づいて、時間または日数で定義することができます。
詳細については、｢供給品前引当許容時間の使用｣を参照してください。 |
| 計画製造供給の変更 | 部品表の親品目が最大オーダ値で定義されており、そのコンポーネントが最小オーダ値で定義されている場合、システムは特定の状況下で過剰計画オーダを作成する場合があります。 | このパラメタを使用すると、APS 計画処理のパフォーマンスが大幅に低下する可能性があるため、親品目が最大オーダを使用し、その構成品目が最小オーダを使用する場合にのみ、このパラメタを選択してください。このパラメタを有効にすると、過剰計画供給が適切に再引当され、過剰計画オーダが生成されないようにすることができます。グローバルパラメタは、計画パラメタフォームに表示され、品目固有パラメタは品目フォームに表示されます。変更を適用するには、計画パラメタフォームと、適用する各品目レコードの両方でこのパラメタを有効にする必要があります。グローバルパラメタの選択をクリアすると、全ての品目に対してそのオプションが無効になります。 |