APS 計画の実行

APS 計画を実行するには、次の手順を実行します。この手順では、既存の計画が削除され、最新の需要およびキャパシティ情報を使用して計画が再生成されます。

  1. プランナデータベースが起動されていることを確認します。
  2. [APS 計画] フォームに移動します。
    注:  この処理は、計画に含まれるレコードへの変更を他のユーザが保存しないときに実行します。 [バックグラウンドキュー] にスケジュールして、繰り返し処理を実行できます。
  3. ローカルサイトの計画を生成する(シングルサイト計画)か、計画パラメタに定義した全サイトの計画を生成する(グローバル計画)かを選択します。
    • グローバル計画は、リモートサイトで最新計画データを使用して、全てのリモートコンポーネント移動オーダを生成します。このオプションを使用するには、 [サイト/会計グループ] フォームを使用してマルチサイトを定義する必要があります。またこのマルチサイトは、 [APS サイトおよび代替案管理] フォームでも定義する必要があります。ログインするサイトを「ローカル」サイトとして [APS サイトおよび代替案管理] フォームで設定し、その他のサイトを「リモート」サイトとして設定する必要があります。
    • シングルサイト計画によって移動オーダが生成されますが、品目のリードタイムおよび移動時間を使用して作成されます(計画 レプリケーションカテゴリ を使用して、供給サイトにレプリケートできます)。
  4. APS 計画処理を開始するには、[計画] をクリックします。

    次のメッセージが表示されます。タスク実行

  5. 処理が正常に終了したかどうかを確認するには、 [バックグラウンドタスクの履歴] フォームを開きます。

    一覧にプランニングタスクが [リターンステータス] [0] (完了)で表示されている場合、タスクは正常に終了しています。

  6. 処理が終了すると、 [計画詳細] フォームまたは [資材プランナワークベンチ] に、新規計画オーダおよび例外メッセージを表示できます。
  7. また、資源キャパシティに存在するボトルネックを判定するためと、供給がどのように利用されているかを判定するために、複数ある出力分析フォームの 1 つを用いて 計画出力を分析 できます。

この処理でエラーが生じた場合、さらに詳しいエラーメッセージを見るために SyteLine SQL データベースの ERRORLOG テーブルを表示します。詳細については、「APS のトラブルシューティング」を参照してください。