原価設定分析の原価積上

原価設定代替レコードに品目を追加または変更した場合、 [原価設定分析代替積上] フォームを使用して新しい品目原価を積み上げる必要があります。 [原価設定分析ワークベンチ] フォームの [積上] チェックボックスが選択された場合にこの積み上げが必要です。凍結された原価設定代替は積上げできません。

原価設定代替を 作業手順のコピー に設定して原価を積上げる場合、その作業手順は、原価設定代替にコピーされ、 [原価設定代替最新作業] および [原価設定分析代替最新資材] の各フォームからアクセスされます。 [原価比率の変更] ユーティリティは、原価設定代替が凍結されていない場合、代替最新作業の原価比率に変更を加える場合に使用します。

作業手順がコピーされて いない 原価設定代替の原価を積み上げる場合、選択した [部品表区分] を基準として使用し、[製品コード]、[部門]、[ワークセンター]、および[資材]の各タブに新しい比率を適用して、新しい原価を計算します。 [原価比率の変更] ユーティリティおよび [代替品目部品表構成品] ユーティリティは、これらのタブに原価を適用しません。

新規品目原価を積み上げるには、次の手順に従います。

  1. [原価設定分析代替積上] フォームを開きます。
  2. 作業する原価設定代替レコードを指定します。(ワークベンチからフォームを開くと、そこで作業する原価設定代替レコードが自動的に選択されます。)
  3. オプションで、原価設定代替における品目のサブセットのみを積み上げるよう制限する基準を指定できます。たとえば、資源別、原価法別、または製品コードあるいは品目の範囲別に積上げるよう絞り込むことができます。ただし、積上げていない任意の品目と原価を比較できません。
  4. [代替一覧の品目] が適切に設定されていることを確認します。

    選択すると、原価設定代替レコードの品目のみが積み上げられます。チェックボックスをオフにすると、このフォームで指定した基準と一致する全ての品目が、原価設定代替に入力されます。不注意で大量の品目を原価設定代替に追加することができてしまうため、注意が必要です。

  5. [処理] をクリックします。

    新しい品目の原価が計算され製造品目のサブ組立も[ワークベンチ品目]タブに自動的に追加されます。積上げが完了すると、[原価設定分析ワークベンチ] の [比較] タブを使用して原価を比較できます。