原価設定代替の作成
原価設定代替を作成するには、次の手順に従います。
- [原価設定分析ワークベンチ] フォームを開きます。 [コントローラーホーム] フォームまたは SyteLine エクスプローラからアクセスできます。
- [新規] をクリックします。
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以下の情報を指定します。
- 原価設定代替: この原価設定代替の名前を入力します。
- 説明: 説明を指定します。
- 部品表区分: 使用する作業手順区分を指定します。SyteLine で原価を標準へ積み上げない場合、[最新] を選ぶ必要があります。
- 倉庫: [在庫パラメタ] フォームが [倉庫の原価品目] に設定されている場合、どの倉庫を使用するかを指定します。原価は、全てこの倉庫から発生します。倉庫レベルで品目の原価を計算しない場合、このオプションは使用できません。
- 作業手順のコピー: このチェックボックスをオンにして、最新部品表および原価設定代替へ追加した品目の作業手順をコピーします。
[作業手順のコピー] は一般に、履歴に対する利率の年末スナップショットを作成する際、または最新部品表や作業手順に対する詳細な変更を分析する際に使用されます。品目の労務費、材料費、や間接費率またはその全てを選択的に変更する場合は、作業手順をコピーせず、変更内容を使用してマスタレコードを更新してください。
- SyteLine ツールバーで、[保存] ボタンをクリックします。レコードを保存後、これらの値は変更できません。変更するには、そのレコードを削除して再度開始する必要があります。
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原価設定代替に品目を追加すれば、凍結したり、分析用に様々な原価設定利率を変更できます。[原価設定コピー] をクリックして、
[原価設定分析代替コピー]
フォームを使用することで製造品目のグループを追加できます。ワークベンチから [品目] タブを使用して、個々の品目を追加することもできます。コピーフォームを使用する場合、コピーを処理したその後で、ワークベンチに戻り、レコードをリフレッシュして追加品目を閲覧します。下記は品目の追加に関するガイドラインの一部です。
- 年末のスナップショットでは、通常は代替に対する標準原価完成品を全て追加します。
- 最新へ積み上げる予定の変更の分析に、追加する品目は、製品コード、部門、ワークセンターおよび資材に対する変更により影響を受ける品目全ての代表サンプルである必要があります。原価を積み上げる際、より大きな品目セットから新しい品目の影響を確認する場合、原価設定代替にある品目以上の品目を追加するオプションがあります。
- 品目を追加した後で、レコードを保存します
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次に手順として、行った変更のための新しい品目原価を積み上げます。
「原価設定分析の原価ロールアップ」を参照してください。
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以下のいずれかを実行します。
- 代替が年末スナップショット向けの場合、[凍結] をクリックしてレコードを凍結します。この処理は完了しています。
- 代替が、コピーした部品表と作業手順に対する詳細な変更の分析向けの場合、[最新資材] または [最新作業] あるいはその両方を使用してフォームを開き、分析に変更を行います。それらのフォームから変更を行い、[保存] をクリックします。ワークベンチに戻り、代替レコードをリフレッシュします。
- 代替が、最新原価へ引き上げる予定の変更の分析向けの場合、ワークベンチから [製品コード] タブ、[部門] タブ、[ワークセンター] タブ、および [資材] タブを使用して、変更を行なう必要があります。変更を行い [保存] をクリックします。