マニュアル LIFO/FIFO 調整ユーティリティを使用した品目原価レコードの変更

LIFO または FIFO 原価法を使用している品目の原価レコードを変更するには、 [マニュアル LIFO/FIFO 調整ユーティリティ] を使用します。

  1. [マニュアル LIFO/FIFO 調整ユーティリティ] フォームでは、品目と材料、作業、固定間接費、変動間接費、および外注費勘定別にフィルタをかけます。選択した品目レコードはロックされ、調整処理中はロックされたままになります。

    このユーティリティは、最初にスタック全体を作業領域にコピーします。元のスタックは変更せずに、作業用のコピーを編集できます。変更を記録せずにこのフォームを終了したり別なフィルタを実行すると、作業用スタックへの変更内容は破棄されます。

  2. グリッド内のスタックエントリに訂正を加えます。たとえば、新しいエントリを追加して、既存のエントリを削除できます。調整済数量が手持在庫数と等しくなければ変更を記録できないので、編集済スタックの原価合計と数量合計が表示されます。原価は異なっていてもかまいません。
  3. 全ての変更が完了したら、[更新の印刷/処理] ボタンをクリックします。新旧両方のスタックのコピーが印刷され、正味原価の変更が印刷され、IC 配賦仕訳帳に転記され、既存のスタックが削除されて調整済のものに置き換えられます。

出力には異なる在庫勘定の各項目への転記内容と、単価の個別項目が記載されます。