労災保険控除の設定

労災補償は雇用者の税金です。従業員の職種に対応する負債税に基づき異なる労災補償コードを設定できます。たとえば、負債税は事務員よりも工場作業員のほうが高くなります。米国労災保険協議会( NCCI )は、産業毎および作業毎のレートを推奨していますが、各州や各郡は個別のレートを設定しています。

あらゆる職種区分は労災補償コードが義務付けられています。各コードは異なる費用勘定、価格根拠、手当額、稼得上限を使用できます。

  1. [控除と稼得コード] フォームでは、[区分] が [労災保険] に設定される最低 1 つのコードを設定します。[労災補償] タブでは、次の情報を明記します。
    レート基準
    労災補償控除のための基準レートを選択します。
    • [率(%)]: 手当金額を賃金の比率で計算します。
    • [作業単位]: 手当金額を作業単位あたりの固定金額で計算します。いくつかの州では作業単位の数を労災補償の基準として用いています。この場合、給与は  
    手当賃率

    労災補償控除の手当賃率を明記します。この値は、作業員手当負債を計算および転記する際の係数として使用されます。この値は、[レート基準] が[手当] の場合は比率、[レート基準] が [作業単位] の場合は固定金額でなければなりません。

    労災クラスコードと説明
    NCCI が提供する控除と稼得コードのクラスコードと説明を指定します。たとえば内勤者は傷害のリスクが低く、従って建築作業員とは異なるクラスコードです。
    年間稼得限度
    労災補償の比率を取得する際に基準となる年間稼得の最大金額を明記します。ゼロのエントリは、最大稼得限度がないことを示します。稼得限度は、[レート基準] が賃金の比率である場合にのみ有効になります。
    期間内稼得限度
    労災補償率の基準となる、支払期間毎の現在の稼得限度額を入力します。現在の稼得限度は、賃金の比率をレート基準とする場合にのみ有効です。
    作業単位の説明

    作業単位を識別するために説明を明記します。作業単位の記述子は、[レート基準] が [作業単位] 区分の場合にのみ役立ちます。

  2. 他のタイプの控除と稼得コードを設定する際、[区分] が [課税控除前]、[稼得]、[控除前稼得]、[飲食]、または[手当] であり、稼得が労災補償手当計算から除外される場合、[作業員手当] チェックボックスをオンにします。
  3. [職務] フォームで職務を作成する際、[労災補償] フィールドで現在選択した職種の詳細に対応するコードを選択します。
  4. [従業員] フォームで従業員を設定する際、[労災補償] フィールドで現在選択した従業員の詳細に対応するコードを選択します。[区分] が [労災補償] に設定されているコードのみ一覧に載ります。
  5. [給与期間] フォームにおいて、レート基準を作業単位で決定する場合、[作業単位の労災補償] フィールドで最新支払期間中に従業員が生成した作業単位数を明記します。
  6. [給与処理] の間中、雇用者の支払った労災補償金額と、その基準となる給与総額とが表示されます。