ユニットコンフィグレーション作成ユーティリティの実行

[ユニットコンフィグレーション作成] ユーティリティは、 [サービスパラメタ] フォームで [自動出荷ユニット作成] および [自動ユニットコンフィグレーション構築] の両チェックボックスがオフである場合に、ユニットのコンフィグレーション構築に使用します。このユーティリティはバックグラウンドキューで実行するように設定ができ、その日のジョブで完了した全シリアル追跡品目に対し、システムがユニットコンフィグレーションを自動作成します。
注: 以下の条件でこのユーティリティを実行すると、システムのパフォーマンスが低下する、または他のアクティビティでデッドロックが発生する可能性があります。
  • マルチサイト環境で実行
  • グローバルユニットレプリケーションが有効
  • シリアル番号がない部品をユニットとして追跡
システムパフォーマンスへの影響を防ぐために、事業活動の低い時間における定期バックグランドタスクとしてこのユーティリティを実行することをお勧めします。
各ユニットを作成するジョブの部品表は、そのコンフィグレーションの作成に使用されます。ユニットコンフィグレーションの作成手順は次のとおりです。
  1. ジョブ別ユニットコンフィグレーション作成には次の情報を指定します。
    ジョブ別
    ユニットコンフィグレーション作成でジョブオプションを有効にするときは、このチェックボックスを選択します。
    ジョブ
    ユーティリティに含むジョブの範囲を選択します。
    品目
    ユーティリティに含む品目の範囲を選択します。
    製品コード
    ユーティリティに含む製品コードの範囲を選択します。
    ジョブ日付
    この出力結果に含めるカレンダ上の日付範囲を入力します。
    日付増分
    日付範囲を自動的に増加させるときは、このチェックボックスを選択します。
  2. シリアル番号別ユニットコンフィグレーション作成には次の情報を指定します。
    シリアル番号別
    ユニットコンフィグレーション作成でシリアル番号オプションを有効にするときは、このチェックボックスを選択します。
    シリアル番号
    ユーティリティに含むシリアル番号の範囲を選択します。
    品目
    ユーティリティに含む品目の範囲を選択します。
  3. オプションで、ユニットコンフィグレーションには以下の設定を指定します。
    サブコンポーネントユニット作成
    シリアル追跡されるサブコンポーネントにユニットを作成するには、このチェックボックスを選択します。
    シリアル追跡以外の品目ユニットを作成
    シリアル追跡品目を含まないジョブにユニットを作成するときは、このチェックボックスを選択します。このオプションでは次の形式のシリアル番号を持つユニットレコードが作成されます。
    • [接頭辞]: シリアル追跡以外のユニットに指定された接頭辞です。
    • [ジョブ]: ジョブ番号です。
    • [接尾辞]: ジョブの接尾辞です。
    • [数量]: ジョブの完了品目毎に、このコンポーネントによって一意のシリアル番号が生成されます。
    シリアル追跡以外のユニットの接頭辞
    作成するユニットの番号範囲に添える接頭辞を指定します。
  4. [処理] をクリックしてユーティリティを実行します。