ユニットに関する情報の手動による追加、更新

ユニット情報は、ユーティリティから、あるいは [サービスパラメタ] フォームにおける選択から自動的に追加、更新されます。このトピックでは、 [ユニット] フォームにおけるユニットの手動による追加、更新方法について説明します。

[ユニット] フォームでは、ある特定のユニットを説明するため、以下の情報を指定します。

  1. ヘッダセクションで、ユニットの一般情報を入力します。
    ユニット
    ユニット ID を指定します。
    品目
    [品目] フォームで定義された品目から選択します。
    顧客品目
    オプションで、顧客品目を選択します。
    説明
    [品目] フォームにある品目の説明が表示されますが、上書きすることも可能です。
    顧客
    ユニットに関連付けられた顧客を選択します。
    出荷先
    顧客出荷先の場所が表示されます。
    ユニット状況コード
    ユニットの条件を表す状況コードを選択します。コードの保守は、 [ユニット状況コード] フォームで行います。
    最終計器量
    新しいユニットでは、この値は 0 です。既存のユニットの場合は、最終の計器読取値が表示されます。
    最終計器日付
    新しいユニットでは、現在の日付が表示されます。既存のユニットの場合は、最終の計器読取日付が表示されます。
    保証
    このフィールドは、ユニットに対して有効な保証レコードがあるかどうかを示します。 [ユニットコンフィグレーション] フォームで、保証レコードがユニットかサブコンポーネントに追加されます。有効な保証レコードでは、開始日が現在の日付より前であり、終了日はないか、または将来の日付になります。
    発生サイト
    マルチサイト環境の場合は、ユニットが作成された場所を指定します。
  2. [一般] タブで、以下の情報を特定します。
    予防保守、校正、検査
    この区分のワークがユニットに対して行われた前回の日付と、この区分の作業がユニットに対して行うように計画されている次回の日付を指定します。
    定価と売上金額
    ユニットの定価と実際に支払われた金額を指定します。
    サービス取引先
    このユニットでサービスの実施に使用する優先取引先を指定します。
    優先度コード
    ユニットをインシデントに追加するときに使用するデフォルト優先度コードを選択します。

    詳細については、「インシデントエスカレーションについて」を参照してください。

    倉庫と保管場所
    ユニットの倉庫と保管場所を指定します。
    レンタル可能/サービス可能
    ユニットがレンタルやサービスに使用可能な場合は、これらのフィールドを選択します。このフィールドは情報提供目的のみです。
    保留と理由
    ユニットが現在保留されている場合、このフィールドを選択します。つまりフィールドがクリアされるまで、ユニットの保守は行われません。続いて、保留の理由を指定します。
    インストール日
    コンフィグレーションのインストール日を選択します。デフォルトでは現在のシステム日付が表示されますが、これは上書きすることができます。この日付は基準日計算に使用され、どのコンポーネントを表示するかが決定します。
    出荷日
    ユニットを出荷する日付を指定します。 [サービスパラメタ] フォームで、[出荷時にユニットを作成] フィールドを選択した場合、出荷でユニットが作成されるとき、この日付は出荷日に自動更新されます。
    製造業者
    ユニットの製造業者の名前を指定します。
    製造番号
    製造業者がユニットに割り当てた番号を指定します。
    地域
    [サービス地域] フォームの定義に従って、ユニットに割り当てる地域を指定します。ユニットが選択されたインシデントまたはサービスオーダでは、ここで指定した値が[地域]フィールドのデフォルトになります。
  3. [顧客]タブで、ユニットを現在所有している顧客、消費者を指定します。顧客への元の販売オーダに関する情報も記録できます。
  4. [保守]タブで、次の情報を指定します。
    固定資産番号
    保守が固定資産に関係する場合、番号を選択します。
    ワークセンタ
    保守が実行されるワークセンタを選択します。
    資源
    保守を行う資源を選択します。
    保守をコピー
    ユニット保守スケジュールに使用する品目計画保守スケジュールをコピーするときは、このボタンをクリックします。
    有効
    保守明細が現在有効な場合は、このチェックボックスを選択します。
    SRO 区分
    SRO 区分を選択します。
    間隔
    サービスオーダの作成間隔を選択します。
    • [毎回]: 各種の期間フィールドを使用して、間隔ごとに SRO を作成します。
    • [一回]: SRO を 1 回作成します。
    • [年次]: 月、日フィールドを使用し、毎年特定の日にサービスオーダを作成します。
    月/日
    このフィールドが有効になるのは、保守間隔が年次に設定されている場合のみです。サービスの月と日を指定します。
    日付継続期間
    保守に要する時間の長さを指定します。この値が増分フィールドと共に使用され、計算式を定めます。このフィールドは、間隔の設定が年次の場合は無効になります。
    増分
    サービスオーダの増分を指定します。このフィールドは、間隔の設定が年次の場合は無効になります。
    リードタイム
    保守 SRO に関して行う作業の準備に必要な時間の長さを指定します。
    増分
    以下のいずれかの増分を指定します。
    • 日数
    • 計器
    開始日
    保守を開始するカレンダ日を指定します。
    計器量
    特定のユニットに対して記録された、マイル数、印刷数、クリック数などが表示されます。この値は、ユニットが現在保証対象であるかどうかの判定に使用できます。
    SRO
    SRO を選択します。
    SRO 明細
    SRO 明細を選択します。
    最終 SRO 番号
    保守明細用に生成された最終のサービスオーダが表示されます。
    シフト ID
    有効なシフトを選択します。この資源は、このシフトで指定された間隔中の作業で利用可能です。

    シフト間隔は、 [シフトスケジュール] フォームで設定できます。

    開始時間
    現在のレコードの開始時間を入力します。
    停止時間
    保守ワーク実行に必要な日数を指定します。この情報は、設備が利用できない間にワークが実行されないように、プラント保守シナリオでの設備のスケジュールに使用されます。
    スケジュール基準
    最新の SRO の終了日、完了日、または保守日に基づいて保守サービスオーダが生成されるかどうかを選択します。
    今後のスケジュール
    選んだ間隔に基づいて保守サービスオーダを作成するには、このチェックボックスを選択します。これは、選択した保守明細に対して以前にシステムで開いた SRO には無関係です。
  5. [サービス履歴]タブで、ユニットのサービス履歴情報を表示します。レコードを選択して、[ビュー]をクリックし、そのレコードの [サービスオーダ明細] フォームを表示します。
  6. [インシデント]タブで、ユニットのインシデント情報を表示します。レコードを選択して、[ビュー]をクリックして、そのレコードの [インシデント] フォームを表示します。
  7. [主担当履歴]タブで、ユニットの主担当情報を表示します。
  8. [状況履歴]タブで、ユニット状況コードに対して追加された更新情報を追跡します。レコードを添付する方法には、 [ユニット] フォームから手動で行う方法、またはサービスモバイルモジュールからリモートで行う方法があります。グリッドレコードのデフォルト表示は日付カラムで並べ替えられ、最も新しいレコードがリストの最上部に表示されます。
    日付
    ユニット状況変更の日付と時刻が表示されます。
    状況
    ユニット状況コードが表示されます。
    取引先
    ユニット状況の変更を実行した取引先が表示されます。
    ソース区分
    ユニット状況変更のソースが表示されます。選択肢は、SRO、インシデント、およびユニットです。
    ソース
    ユニットソース区分の場合は、このフィールドは空白になります。
  9. [計器履歴]タブで、ユニット計器量に対して行われた更新を追跡します。レコードをこのグリッドに追加するには、以下のような何とおりかの方法があります。このタブから手動で添付する方法、 [インシデント] [サービスオーダ明細] [ユニット] フォームの計器量フィールドのトリガによって添付する方法、サービスモバイルアプリケーションによってリモートで添付する方法があります。

    グリッドレコードのデフォルト表示は日付カラムで並べ替えられ、最も新しいレコードがリストの最上部に表示されます。

    日付
    計器量が記録された日付が表示されます。
    計器読取
    特定のユニットに対して記録された、マイル数、印刷数、クリック数などが表示されます。この値は、ユニットが現在保証対象であるかどうかの判定に使用できます。
    取引先
    計器読取を実行し、更新された量を入力する取引先が表示されます。
    ソース区分
    メータ更新のソースが表示されます。オプションは SRO、インシデント、またはユニットです。
    ソース
    ユニットソース区分の場合は、このフィールドは空白になります。
  10. レコードを保存します。

フォームにある次のボタンを説明にあるように使用します。

  • [ユニットコンフィグレーション]をクリックして、 [ユニットコンフィグレーション] フォームで選択されているユニットの詳細を表示します。
  • [インシデント]をクリックして、 [インシデント] フォームで選択されているユニットに関するインシデントの情報を表示します。
  • [サービスオーダ明細]をクリックして、 [サービスオーダ明細] フォームで選択されているユニットに関する明細を表示します。
  • [契約明細]をクリックして、 [サービス契約明細] フォームで選択されているユニットを含む明細を表示します。