品目、ユニット、サービスについて

自社の製造品目、および他社の製造品目のサービスを行う会社もあります。このトピックで表示されるフォームでは、取引先が特定の品目で作業できる技能の一覧など、品目のサービス特性と関連情報の記録ができます。

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ユニット

ユニットとは自社でサービスを行うシリアル追跡の品目です。その品目は、最上位の完成品か副構成品のどちらかになります。ユニットは SyteLine の標準シリアルマスタに存在する場合もあれば、しない場合もあります。ユニットをシステムに追加する方法は次のように何種類かあります。

  • 完成品を在庫に受け入れるとき、ジョブの完了時にユニットを作成するためのユーティリティを実行します。これらのユーティリティをバックグラウンドキューで毎夜実行し、前日に作成された新しいユニットを抽出します。
  • [サービスパラメタ] フォームで [出荷時にユニット自動作成] を選択して、受注オーダでシリアル追跡品目が出荷されるたびに、ユニットを自動的に新規作成します。
  • [ユニット] フォームでユニットを直接手動で作成します。

コンフィグレーション追跡

ユニットコンフィグレーションと呼ばれる構造内にあるユニットの構成部品に関する情報を保存できます。ユニットコンフィグレーションは、後で置換できるようなサブコンポーネントから成る設備を製造する会社で有用です。各コンポーネントに独自のシリアル番号と保証が指定できます。インストール日と削除日はコンポーネントレベルで記録されるため、ユーザは完成時、現状、過去のどの日付でも見ることができます。

  • 完成時: 資材表は、ユニットが製造、作成、組み込まれた際に使用しました。
  • 現状: コンポーネントは、本日のユニットに現在存在しています。
  • 過去: コンポーネントは過去の所定時間のユニットに存在していました。

保証追跡

保証の追跡は、ユニットレベルとコンポーネントレベルの両方で行われます。たとえば車の場合、車自体の保証の他にタイヤにも別の保証が付きます。システムは、保証が製造業者によるものか、あるいはユニット内に存在する部品の購入先からのものかを追跡しています。無効日、およびマイル数や印刷数、サイクル数などの計器量の両方で保証期間の設定が可能です。

登録履歴

SyteLine では、ユニットの各所有者を、消費者が所有権を取得した日付とともに追跡します。販売先顧客と最終消費者の両者が記録されるため、ユニットが登録または転送されると、システムがイベントを記録できます。