サービスオーダ請求

[サービスオーダ請求コンソール] は、請求管理者のために複雑な情報をより見易いものにします。多数の方法で小計された価格、原価、マージン情報が請求管理者に提供され、請求確認処理を補助します。

サービス取引先に関連するユーザの場合は、[取引先 ID] が請求管理者フィールドのデフォルトです。請求は SRO 作業工程レベルでもできますが、このフォームを使用すると、より高いレベルから SRO 全体の請求状況の把握が可能になります。請求管理者が請求可能な状態にあるかどうかを決定するときに重要となるカラムは次のとおりです。

• [請求可能]: SRO の状況がオープンであり、作業状況が「請求」の場合、SRO には未払額をもつ「固定プロジェクト」作業がある場合もあります（たとえば、最近転記された実績トランザクションで、以前の請求で処理されていないもの）。明細資材、作業労務/資材/その他トランザクションがこの計算の対象になります。
• [未転記トランザクション]: このカラムのチェックボックスを選択すると、実績トランザクションが入力されたがまだ転記されておらず、請求処理の対象外となっている場合に、請求管理者に警告が送信されます。
• [プロジェクト完成度]: 完成度は、SRO トランザクションからの計画価格の合計を作業レベルで算出し、その結果を SRO トランザクションからの実績価格の合計と比較することにより求めます。請求金額が作業工程の合計価格からのものであっても、この計算は行われます。未完の作業工程のみが計算の対象です。
• [各種合計]: これ以外の合計フィールドでは、ラベル表示のように SRO 作業と明細からの値が合計されます。

設計モードを活用すると、 [請求コンソール] フォームをユーザやグループ別に個人用設定することができます。重要度によるカラムの再整列や、ユーザやグループ毎に不要なカラムの非表示設定などを行えば、請求コンソールの使い易さが向上します。

[サービスオーダ請求コンソール] で次の情報を指定します。