サービスオーダの調整による返品伝票の発行

サービスオーダ作業工程の[合計価格]と[請求済合計]の比較を行うことによって、システムは作業工程に対する請求処理の実行時期を決定します。

計算値/実績ベースの作業

計算値/実績ベースの作業工程では、 [サービスオーダトランザクション] フォームで作業工程に対してトランザクションを転記した後に、[合計価格] が決まります。作業工程が請求処理されると、[合計請求]金額がそこに取り込まれ、サービスオーダトランザクション毎に請求番号が保存されます。

[サービスオーダトランザクション] フォームで負の数量が転記されると、作業工程の[合計価格]が[請求済合計]より小さくなります。この場合、作業工程が請求処理されると、[合計価格]と[請求済合計]との差額に対して返品伝票が生成されます。

プロジェクト/固定作業

プロジェクト/固定作業では、作業工程の[合計価格]を更新することができます。サービスオーダトランザクションが作業工程に対して転記され、費用が累計されますが、価格は手動で入力されたレベルに固定されたままになります。請求処理時に、請求金額が[請求済合計]フィールドに挿入されます。この時点以降、[合計価格]を[請求済合計]より低い値に手動で変更すると、差額に対して返品伝票が請求時に自動生成されます。