共有取引先のグローバルスケジューリング
マルチサイトシステムを導入している企業では、あるサイトで作成された予約を、別のサイトで表示し、保守を行うことができます。
計画予約
[サービス予約] フォームは、予約が最初に作成されたサイトを記録します。こうして正しいサイトでのデータレプリケーションが行われます。
共有取引先のレプリケーションカテゴリのグローバルスケジューリング
共有取引先のグローバルスケジューリング機能は、複数のバックオフィスサイトはあっても技術者は 1 つのグループとしてサービス作業を行うような会社で利用可能です。このレプリケーションカテゴリは、予約と取引先の両方に関連したテーブルのレプリケーションに使用されます。レプリケーションルールの間隔は [トランザクション] に設定します。
注: 予約参照はレプリケーションされません。予約参照にサイト間でアクセスする必要がある場合は、インシデント別のスケジューリングを実装して、グローバルインシデントに対応するシステム構築をお勧めします。
倉庫、部門、ワークコード、計画外コードの値は、取引先を設定するときはオプションの値であるため、グローバルスケジューリングのレプリケーションカテゴリの対象にはなりません。取引先にこの情報を入力している場合は、両方のサイトにデータが存在するよう適切に対処する必要があります。この実行にはデータを直接手動で入力して処理するか、あるいはレプリケーション対象のテーブルを参照するカスタムのカテゴリを作成して標準のレプリケーションを適用します。
インシデントはグローバルスケジューリングを補助するスケジュールに対して作成できます。予約の詳細、およびその関連インシデントの詳細は、適切なレプリケーションカテゴリが有効になると、グローバルに保守できるようになります。