スケジューリングについて

予約とは、取引先に指定されたスケジュール済タスクです。予約はサービスオーダやインシデントに関連付けることができます。予約の状況は、サービスオーダやインシデントとは別のものであり、追跡に使用されます。

予約は、スケジュールボードの [カレンダスケジューリング] フォームに表示されます。

スケジューリング対差立

スケジューリングと差立は類似していますが、このアプリケーションでは両者は異なる処理で、取引先のタスク指定を異なる方法でサポートしています。

スケジューリング

スケジュール担当者が全ての取引先スケジュールを一覧し、新しいタスクの予約を直接手動で行うとき、スケジューリングを使用します。

複数のタスクを一旦保留してから複数の取引先に対してスケジュールを組む場合は、インシデント毎に[スケジュール予定]を選択します。

後から [カレンダスケジューリング] フォームを開き、予約を作成します。スケジュール担当者は [カレンダスケジューリング] フォームを常時表示しておき、スケジュール対象のタスクグリッドから予約をカレンダグリッド上にドラッグアンドドロップします。

グリッドに予約を配置すると、取引先が割り当てられ、インシデントの [スケジュール予定] がクリアされます。

差立

差立とは、取引先が次に使用可能な時間枠を使ってタスクを指定するような場面を扱うものです。

タスクを一度に 1 つずつ計画する場合は、 [インシデント] フォームまたは [サービスオーダ] フォームにある [差立] をクリックして、 [サービススケジュール差立] フォームで予約を作成します。

[サービススケジュール差立] フォームでは、タスクに必要な時間に、適切な技能や資格、業務範囲を持ち、次に時間の取れる取引先と一致させることにより、最適な取引先を見つけます。

そのフォーム上の [予約の作成] をクリックし、特定の取引先に対するスケジュール予約レコードを生成します。

カラーコーディング

[カラーコーディング] フォームで、 [カレンダスケジューリング] フォームに予約の状況と区分を表示するときに使用する色を設定します。スケジュールボードにおいてカラーコーディングは以下の方法で利用されます。

  • 差立者として、予約状況の変化に合わせて色も変化させて予約を追跡します。
  • 実施中の異なる区別の予約を識別します。