償却の使用

償却とは一定期間に資産原価を按分し、資産を減価することです。償却を使用すると、事前定義した期間にわたって費用を拡張することができます。建物の契約保守、保険の支払、設備投資といった費用は償却スケジュールを作成する例です。償却スケジュールを作成すると、事前定義した期間にわたって収益を認めることができます。スケジュールは自動でも直接の入力でも設定することができます。

償却を設定する手順は次のとおりです。

  1. [サービスパラメタ] フォームでデフォルト値を設定します。

    償却の設定」の手順に従ってください。

  2. [請求間隔]が年次で固定[請求区分]の新規契約を作成します。

    契約の追加」の手順に従ってください。

  3. 契約に明細を追加」するには契約明細の追加の手順に従います。
  4. 契約の請求を行います。

    契約の請求処理」 の手順に従ってください。契約の請求処理の過程で償却が自動的に作成されます。

  5. システムは契約で指定された配賦勘定から売上勘定に借方転記、 [サービスパラメタ] フォームで指定された償却前払費用勘定に貸方転記を行います。
  6. [勘定別償却トランザクションレポート] [勘定別未払償却レポート] を使って償却の詳細情報を確認します。