契約明細資格の設定

このトピックでは、契約明細資格の設定について説明します。

[サービス契約明細] フォームでは、各契約明細に資格と追加料金を設定することができます。

資格

各資材または労務作業トランザクションに対し、顧客が請求される比率を指定します。契約した特定ユニットまたは品目に対してサービストランザクションが転記されると、システムは適用外の比率に基づいてトランザクションの価格を自動的に計算します。たとえば、労務作業の全額が対象となる場合、適用率を 100% に設定します。トランザクションの 10% だけを請求する場合は適用率を 90% に設定します。システムが使用する式は次のようになります。

定価 * (100 - 資格/100)

資格計算においては、サービスオーダ SRO 区分、作業トランザクションのワークコード、あるいはこれら 2 つの組合せに基づくさまざまな比率を考慮することができます。資材トランザクションでは、SRO 区分と品目のファミリコードで資格レベルが決まります。

労務、資材の適用率は複数の作成が可能で、ワークコードやファミリコードが異なっても特定の値を使用することができます。

追加料金

契約追加料金タブで、各契約明細に追加料金を指定します。これで契約にその他費用の追加が可能になります。請求時、契約価格設定ルーチンでは、指定された固定金額、あるいは比率を使って追加料金が計算されます。料金は一回限りの費用でも繰り返し発生する費用でもあり得ます。また比率は一律にも契約価格のパーセントにも設定することができます。

追加料金は明細品目として契約請求書に表示されます。