インシデント待ちコンソールによるインシデントの追跡と更新

[インシデント待ちコンソール] 上のフィールドやボタンを使用して、作成後のインシデントの追跡と保守を行います。コンソールはインシデントの全情報とリンクを 1 つのフォームに集めたものです。

  1. 上部左ペインを使ってインシデント全体像のクリックビューを表示します。
    インシデント
    このフィールドには、インシデントが表示されます。
    遅延
    グリッド内の遅延インシデント数が表示されます。遅延は、登録日と、インシデントに割り当てられた優先度コードに基づいて判定されます。
    未割当

    これは[所有者]フィールドに割り当てられた取引先を持たないインシデント数を表示する読み取り専用フィールドです。

  2. 望まれるインシデント情報のみを表示するために上部右ペインを使ってコンソールでフィルタを行い、[更新]をクリックします。
    部門
    取引先が働く部門を選択します。
    取引先
    取引先を選択します。
    遅延のみ
    グリッドの表示を遅延インシデントのみに制限するときは、このチェックボックスを選択します。遅延は、登録日と、インシデントに割り当てられた優先度コードに基づいて判定されます。
    マイインシデントのみ
    インシデント所有者が現在のユーザの取引先 ID と一致するレコードのみにグリッドの表示を制限するときは、このチェックボックスを選択します。
    割当済を除外
    インシデントの所有者グリッドに取引先が割り当てられていないレコードのみに表示を制限するときは、このチェックボックスを選択します。
    基準日
    レコードのフィルタリングに使用する日付を選択します。
    個別インシデント
    インシデント番号に基づくフィルタです。部門や取引先を指定して[スケジュール]をクリックすると、その部門や取引先用の予約スケジュールを表示することができます。
  3. インシデントグリッドを使って、ここまでの指定によりフィルタされた情報を [インシデント] フォームから見ることができます。

    フィールドの説明については、「最初のサービス要求の追加(インシデント)」を参照してください。

  4. 次の処理を実行するインシデントをグリッドから選択します。
  5. これらのボタンを使って素早く関連フォームを開き、処理を実行します。
    • [インシデントを作成]をクリックし、 [インシデント] フォームを開いて新しいインシデントを作成します。
    • [主担当化]をクリックし、(現在ログイン中のユーザ ID と関連した取引先を使って)自身を選択したインシデントの担当者として加えます。(ユーザ ID を [取引先] フォームで取引先 ID と関連付けます。)このボタンはフォームのヘッダセクションの取引先フィールドに値がある場合のみ有効です。
    • [差立]をクリックして、 [サービススケジュール差立] フォームを起動し、選択されたインシデントからの参照値を表示します。
    • [トランザクションを入力]をクリックして [トランザクションを入力] フォームを起動し、インシデントの SRO、労働時間、請求時間を指定することができます。
  6. ビューペインにあるボタンを使って、インシデントグリッドの選択行にある情報と一致するフィルタされた関連フォームを素早く開きます。
    • [ユニット]をクリックし、 [ユニット] フォームを起動してユニットの詳細を表示します。このボタンはユニットが選択したインシデントと関連付けられている場合のみ有効です。
    • [顧客]をクリックし、選択したインシデント関連の顧客でフィルタされた [顧客] フォームを起動します。
    • [インシデント]をクリックし、選択したインシデントでフィルタされた [インシデント] フォームを起動します。
    • [SRO トランザクション]をクリックし、選択したインシデント関連のサービスオーダでフィルタされた SRO フォームを起動します。このボタンはサービスオーダが選択したインシデントと関連付けられている場合のみ有効です。
    • [ソース]をクリックし、選択したインシデント関連のサービスオーダでフィルタされた [サービスオーダ] フォームを起動します。このボタンはサービスオーダが選択したインシデントと関連付けられている場合のみ有効です。
  7. グリッドでインシデントが選択されると、フォーム下部のペインに選択したインシデント関連の注記、理由/解決、イベントが表示されます。この情報はここで追加したり修正することができます。