ソート方法の印刷について

財務レポートの印刷前に考えられるパフォーマンスの問題を確認するには、 [ソート方法の印刷] フォームを使用します。

システムはフォームで指定された各財務レポートを調査し、勘定科目残高の計算用のソート方法を表示します。また、パフォーマンスを向上する使用すべきソート方法も推奨されます。レポート ID 別に個別のレポートが印刷されます。

定義したソート方法で実行される財務諸表は、期間合計レコードを利用します(ソート方法の定義に関する詳細については、 [会計期間分類方法] フォームのトピックを参照してください。)定義方法を使用しない場合は、システムではサマリ元帳トランザクションを使用する必要があります。このトランザクションによりコンパイルする時間がかかるため、レポートの実行速度が遅くなります。

システムは、以下の 3 つの結果を報告します。

  • 完全一致システムは、レポートでの指定と同じソートフィールドの番号を持つ、定義されたソート方法を検出しました。
  • 部分一致システムは、レポートに指定されたソートフィールドと一致する定義されたソート方法を検出しましたが、この方法にはレポートより多いソートフィールドがあります。
  • 不良一致システムは、レポートの基準と一致する定義されたソート方法を検出しませんでした。システムは期間合計レコードを使って勘定科目残高を計算できません。元帳トランザクションをサマリする必要があります。

部分一致と不良一致の場合は、レポートは新しいソート方法の定義を推奨します。