顧客転記済残高

顧客の転記済残高の計算に外部ソフトウェアプログラムを使用している場合は、このフィールドを選択します。SyteLine では、与信限度のチェックを行うときに転記済残高が必要になり、(受注残高 + 転記済残高)を与信限度と比較します。

現在の転記済残高の要求を外部財務アプリケーションに送信するには、このフィールドを選択し、顧客範囲を指定してから、[処理] をクリックします。この要求はバックグラウンドタスクとして処理され、XML Invoke メソッド要求を構築します。次にこの XML Invoke メソッド要求が、非トランザクションレプリケーションを使用して、外部財務システムに送信されます。外部財務システムは続いて、 SyteLine で [転記済残高] フィールドを更新する XML UpdateCollection 要求を返します。

SyteLine で与信限度のチェックが行われるときは常に、外部システムから受け取った最新の転記済残高が使用されます。

XML 呼び出し要求ドキュメント名は ExtFinRequestCustomerPostedBalance.xml です。

SyteLine の customer.posted_bal フィールドは更新されています。

この代わりに、与信限度のチェック時に(つまり同時に)、転記済残高を要求するように設定できます。この設定は、外部財務インターフェースパラメタフォームの「 外部顧客転記済残高」 フィールドを使用して行います。