実変更

このフィールドは、現在の勘定が統計勘定区分の場合にのみ更新できます。それ以外の場合には、貸借対照表勘定区分が「A」「L」「O」「R」「E」の場合、システムによってこのフィールドが計算されます。

以下、有効な勘定区分および予算金額の表し方をそれぞれ示します。

  • 資産:マイナスの金額は予算の減少を表します。プラスの金額は予算の増加を表します。
  • 負債:マイナスの金額は予算の増加を表します。プラスの金額は予算の減少を表します。
  • 自己資本:マイナスの金額は予算の増加を表します。プラスの金額は予算の減少を表します。
  • 売上マイナスの金額は予算の増加を表します。プラスの金額は予算の減少を表します。
  • 費用:マイナスの金額は予算の減少を表します。プラスの金額は予算の増加を表します。

貸借対照表の勘定区分が「資産」、「負債」、および「自己資本」の場合、入力済の金額は前期間からの変更を表します。資産の減少、自己資本または前期間中の負債の増加を示すには、[予算変更] または [計画変更] フィールドにマイナスの金額を入力します。貸借対照表勘定の金額は、実行合計の調整用です。

損益計算書の勘定区分が「売上」および「費用」の場合、入力済の金額はその期間の予算額を表します。売上の増加、費用の減少を示すには、[予算変更] または [計画変更] フィールドにマイナスの金額を入力します。(通常、損益計算書の勘定科目は、会計年度毎にゼロにリセットされるため、期間毎の金額を入力する必要があります)。

[実変更合計] フィールドには、[予算変更] および [計画変更] カラムの合計が表示されます。

入力後、このフィールドに保持されるのは、この期間のこの勘定の全トランザクション合計です。また、このフィールドは、 [勘定別 G/L 転記済トランザクションサマリ] フォームからアクセスされます。このフォームでは、このフィールドは [実際] フィールドとして表示されます。