EU 付加価値税レポートカテゴリについて

このトピックで説明されているカテゴリは [EU 付加価値税レポートカテゴリ] フォームで定義されます。

[一般パラメタ] フォームで [EU レポートの有効化] が選択されている場合、以下のフォームのカテゴリを使用できます。

  • [税コード] フォーム:各税コードのカテゴリを指定することもできます。
  • [付加価値税レポート] フォーム:レポートを税コードカテゴリ別にソートして、そのカテゴリの小計を出すことができます。

カテゴリ説明

以下の事前定義カテゴリが含まれます。

カテゴリ 説明 税エントリの相殺を作成しますか?
販売税と購買税の両方できますが、国内トランザクションの場合のみです。 いいえ
販売税 国内販売税。 いいえ
購買税 国内購買税。 いいえ
EU 販売 商品の EU 販売税。基準金額は、[処理指標] を空白にして EU 販売一覧レポートに報告する必要があります。 いいえ
EU購買 税額は、各転記の入力済比率で計算する必要があります。1 つの税勘定が借方に転記され、もう 1 つの税勘定が貸方に転記されます。 はい
EU三通貨換算販売 三通貨トランザクションの EU 販売税。異なる 3 つの EU 加盟国が 1 つのオーダの影響を受けます。基準金額は、[処理指標] を [2] にして [EU 販売一覧レポート] に報告する必要があります。 いいえ
インポート税 EU 加盟国以外からの購買の EU 税。課税対象の他にはありません。アプリケーションにこの請求書を転記するとき、税額は直接税明細に移動して、税レポートに入ります。 いいえ
旧 Part Tax 請求書正味額の一部のみが税計算に有効な税。 いいえ
手動税 インポート税と同じですが、国内購買税は別です。 いいえ
リバースチャージ サービスのインポートのような特別な国内トランザクションの税。税は各転記の入力済の率で計算する必要があります。1 つの税額が借方として転記され、もう 1 つの税額が貸方として転記されます。支払を行うのではなく、トランザクションを記録するときに、この費用は、国間の商品に対するエントリの相殺を作成するために使用します。 はい
EU サービス サービスの EU 販売税。基準金額は、[処理指標] を [1] にして [EU 販売一覧レポート] に報告する必要があります。 いいえ

税エントリの相殺

付加価値税のカテゴリによっては、システムが借方の相殺を作成し、エントリを作成する必要があります。

これらのカテゴリに割り当てられる税コードはシステムのエリアで使用され、特別な処理が行われます。

  • [買掛トランザクション生成] フォームで支払証書を生成するとき、システムは [] タブおよび aptrxd テーブルで税コードに対して 2 つの配賦を同時に生成します。
  • [支払証書ビルダ] で支払証書を生成するとき、システムは aptrxd テーブルで税コードに対して 2 つの配賦を同時に生成します。
  • [購買オーダ受入] 時に支払証書を自動で生成するとき、システムは aptrxd テーブルで税コードに対して 2 つの配賦を同時に生成します。
  • 購買オーダヘッダの VAT 免除コードおよび明細の VAT 税率コードを使用すると、税エントリの相殺がトリガされます。この場合、相殺するエントリは明細に基づいて値を作成しますが、その後支払証書の合計 VAT を確実にゼロにするために相互に相殺します。

これら全ての場合で、一方の税配賦は(税基準 * 税率)支払として計算され、他方は(税基準 * 税率)控除として計算されます。税率の定義にかかわらず、計算した販売税はゼロです。