連結レポート構造の設定
会計グループやサイトの階層構造を設定または変更することができます。システムを使用する前に、会計グループとサイト間の関係を綿密に計画することをお勧めします。実装に手助けが必要な場合、当社のコンサルティングサービスグループにご連絡ください。
既存の連結レポート構造を変更しても、履歴データは変更されません。
詳細は、「連結の概要」を参照してください。
必須事項:
- サイトと会計グループの間には、適切な レプリケーションルール を設定する必要があります。
- サイトでは、レポート先の会計グループと同一の基本(自国)通貨がなければなりません。サイトで勘定科目一覧または会計期間を設定した場合は、会計グループに設定したものと一致させる必要があります。
以下は、一般的処理です。
連結についての注記:
- サイト(会計グループではない)で
[報告先会計グループの変更]
ユーティリティを実行し、そのサイトに以前の報告先である会計グループの共有通貨の レプリケーションルール が含まれている場合、レプリケーションルールを削除する必要があります。続いて、このサイトと新規会計グループとの間に共用通貨のレプリケーションルールを新たに設定してください。レプリケーショントリガを再生成し、[共通通貨] カテゴリの
[手動レプリケーションユーティリティ]
を実行します。
こうすることで、ユーザは古い財務会計グループではなく新しい財務会計グループの通貨レコードを参照していることが確認できます。
- [報告先会計グループの変更] ユーティリティは、サイトが販売され、財務連結構造から削除する必要がある場合にも実行できます。この場合、[報告先] フィールドを空白にしてユーティリティを実行します。
-
[元帳連結フラグの設定]
ユーティリティは会計グループを再構築します。このユーティリティを使って、法人構造の全変換によりデータが消失、破壊、または破棄された会計グループを再構築します。
このユーティティを実行した後、ユーザは終了残高を転記しないオプションを使用して、 [報告先会計グループの変更] ユーティリティを実行して、現在のサイト構造を訂正します。次に、 [元帳連結] 作業を実行して、新しい構造と統合します。この場合、統合しているエンティティは、新しく、元帳記録がないものとします。