インポート済の売掛支払と配賦データの処理

[売掛支払インポートワークベンチ] フォームを使用して、支払と配賦情報の表示、修正および確認を行い、これにより転記の準備が完了します。このフォームに、正しくインポートされた全てのバッチが、一覧表示されます。

注:  NACHA CCD 書式の EFT ファイルの場合、インポートには、EFT ファイルのレコード区分 6 の位置 40 ~ 54 (会社の ID 番号) に小切手番号が含まれていることを前提としています。このインポートしたこの値は、ワークベンチフォームの [小切手番号] フィールドに挿入されます。ファイルのこの位置にインポートされた値に数字以外の文字があると、このフィールドに 0 が挿入されます。このフィールドに小切手番号が自動入力されない場合は、銀行に連絡して、小切手番号を 40-54 に配置できるかどうか確認してください。
  1. バッチ ID を選択してその状況を表示します。
    • 状況が [処理済] の場合、バッチの各支払レコードは処理済であり、 [削除] をクリックしてバッチをフォームから削除できます。元のファイルは、アーカイブフォルダに保存され、必要に応じて後からで確認されます。
    • 状況が [未処理] の場合、少なくとも 1 つの支払が処理されておらず、レコードの状況は「未処理」、「エラー」、または「保留」になっています。
  2. [確認] をクリックして、支払状況が [未処理] または [エラー] になっているバッチの全ての支払と配賦を確認します。確認の間、支払または配賦レコードの顧客フィールドが空白である場合、システムは次のことを実行します。
    • 請求書番号に基づいて顧客番号の検索を試みます。
    • これも失敗した場合、顧客番号は空白のままになります。

    他の確認が実行されます。全ての確認エラーメッセージが、グリッドに表示されます。

  3. 確認エラーを全て訂正して、任意の空白の顧客番号に入力してください。
  4. 支払グリッドで、処理する支払レコードを選択します。レコードを処理しない場合、その状況を「保留」に変更できます。
  5. 配賦グリッドには、支払グリッドで選択された支払に関連する全ての配賦が一覧表示されます。このグリッドでは、レコードの追加や削除はできません。配賦を処理しない場合、[金額の適用] と [値引総額] をゼロに設定します。配賦レコードは、状況が「処理済」または「保留」になっている支払に対しては無効です。
  6. [処理] をクリックします。

    「未処理」または「エラー」の支払状況になっているバッチ ID の全ての支払と配賦は、それらが選択されない場合でも確認されます。

    エラーのない未処理の支払で選択されているものは、全て処理されます。[売掛支払] と [売掛支払配賦] のレコードが作成されます。売掛支払レコードが作成されると、顧客、ルーティングナンバーおよび銀行口座が [売掛顧客銀行口座] レコードに対してチェックされます。一致する顧客の銀行口座レコードが見つからない場合、新しいレコードが作成されます。

注:  値引総額は配賦レコードで計算されません。それらは、インポートファイルの値に含めるか、あるいは手動で更新する必要があります。