銀行ファイルを売掛支払および配賦にマッピング
このトピックの情報を使用して、銀行からの電子売掛支払ファイルと SyteLine 表の間のマッピングを設定し、特定の銀行ファイル形式をインポートできるようにします。
次の手順を実行してください。
- [電子ファイル転送コードリスト] フォームを使用して、各インバウンドの銀行コードをそれぞれのマップ区分やマップ形式区分について、有効な Infor SyteLine コードと関連づけることで、より適したラベルで銀行取引明細をインポートできるようになります。
- [電子ファイル転送変換] フォームを使用して、受取支払ファイルの値を、 SyteLine に適した値に変換するよう指定します。
- [電子ファイル転送マップフォーマット区分] を使用して、必要なフォーマット区分を設定します。
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[電子ファイル転送マッピング]
フォームを使用して、特定の銀行から受け取った売掛支払ファイルのインポートパス、内容、および書式設定を定義します。
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以下の情報を指定します。
- マップ ID および説明
- このインポートに使用される銀行と区分を明確に定義する ID および説明を指定します。
- 論理フォルダのインポート
- この形式でインポートされるファイルを配置する論理フォルダを指定します。論理フォルダは既に存在している必要があり、その論理フォルダと同じ承認グループに属している必要があります。
- アーカイブ論理フォルダ
- EFT 支払ファイルが処理された後に格納される論理フォルダの場所を指定します。後日、再インポートまたは閲覧する必要性に備えて、これらのファイルをアーカイブします。この論理フォルダは既に存在している必要があり、その論理フォルダと同じ承認グループに属している必要があります。
[ファイル] ボタンを使って古いアーカイブファイルを削除したり、別の場所に保存するためにダウンロードしたりできます。
- 区分
- 以下のオプションの 1 つを指定してください。
- [区切り文字]:インポートしたファイルの各フィールド間には区切り文字があります。
- [区切り文字なし]:インポートしたファイルには区切り文字がありません。
- [NACHA CCD]:NACHA 書式を使用する固定書式ファイルをインポートする際に、このマップ ID を使用します。この場合、マッピングをさらに定義することはできません。 [電子ファイル転送インポート] フォームは、標準の NACHA CCD 固定書式に基づいて、受入ファイルを処理します。
- [区分] が [区切り文字] に設定されている場合、区切り文字を指定して、フィールドを二重引用符で囲むかどうかを指定します。指定されている場合、二重引用符は除かれます。
- インポートしたファイルに表示される金額に、実際の小数点は含まれていないが小数桁が含まれている場合、[金額は小数桁を含む] を選択し、次に小数点の右側に含まれる (すなわち小数点以下の) 桁数を指定します。
- ファイルで使用される [日付形式] を指定します。
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ファイルで [レコード識別子を使用] するかどうかを指定します。使用する場合、次の情報を指定します。
- レコード識別子フィールド番号
- 区分が [区切り文字] に設定されている場合、[レコード ID] フィールド位置を指定します。
- 開始位置と終了位置
- [区分]が [区切り文字なし] に設定されている場合、[レコード ID] の開始値と終了値となる行内の文字を指定します。
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[マッピンググループ] セクションで、以下の情報を指定します。
- グループ
- マッピンググループの名前を指定し、グループ内でのフィールドマッピングの目的を特定します。現在、オプションは [支払] と [配賦]です。
- 順序
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順序番号を指定します。
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以下の情報を指定します。
- [電子ファイル転送マップ区分] フォームを使用して、インポートしたデータの閲覧方法を決定します。
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[電子ファイル転送マッピング]
フォームで以下のタスクを実行します。
- [データビューを構築] をクリックして、 [電子ファイル転送マップ済インポート] でインポートしたデータを閲覧できるようにします。
- [イベントハンドラの構築] をクリックして、ファイルのインポート後に売掛支払、買掛支払、銀行勘定調整ユーティリティの記録が作成されるようにします。
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[電子ファイル転送インポート]
フォームで銀行ファイルを以下のとおりインポートします。
- [マップ ID]、[論理フォルダのインポート]、および [アーカイブ論理フォルダ] の各フィールドを設定します。
- [処理] をクリックします。
- 想定通りに全てが処理されたことを保証します。