顧客の支払について

また、 [売掛支払] フォームで先日付の小切手を入力できます。支払区分は [小切手] であることが必要です。

支払を転記する前に、支払金額を請求書、残高付き財務費用、売掛現金外、または未決支払に適用または配賦する必要があります。これは [配賦] ボタンで手動で行うか、[アクション] > [配賦生成] を選択してシステムがこれを自動的に配賦するように選択できます。

複数の納期がある請求書の配賦を生成する場合、1 つの納期に対して 1 件の支払を適用すると、部分支払レコードが作成されます。同じ請求書に対して複数の支払が適用された場合、その請求書に対してレコードが 1 つだけ作成されます。

また、請求書に対して未決信用状、または未決支払を再適用することもできます。未決信用状を再適用するには、新しい支払を既存の小切手またはドラフト番号に入力します。[一般会計参照]フィールドには、「未決支払の再配賦」 という説明が入力されます。システムは、トランザクションを総勘定元帳または顧客のレコードに転記しません。トランザクションは、対応する未処理品目レコードを更新します。

次を参照してください。｢例:未決済支払再配賦｣

支払によるクレジットカード請求を確実にするため、[クレジットカードインターフェース] が表示される場合にのみ使用可能なクレジットカード支払に、支払金額および他のコンポーネントを変更できません。しかし、その支払を複数の請求に適用することは可能です。

売掛支払を転記すると、システムにより、編集レポートとして機能する [支払トランザクションレポート] を印刷するよう求められます。

[売掛支払] は異なるトランザクション通貨の複数の請求書に対応しています。支払通貨は、 [銀行コード] のものと同じである必要はありません。支払金額iは、銀行残高に換算され、銀行残高は国内金額に換算されます。

支払金額をユーロ区域通貨で入力すると、システムは三角変換法を実行します。詳細は ｢ユーロ三角変換について｣ を参照してください。