売掛税レポートの使用

税受取を処理するには、売掛税レポートを使用します。

この情報を以下のレポートに使用します。

  • 販売税レポート
  • 税受取レポート
  • GST 請求レポート(カナダ)
  • PST 請求レポート(カナダ)
注: 請求履歴情報には、一般会計仕訳帳から税会計勘定に手動で行われた転記は含まれません。また、売掛に転記する前に [受注オーダ登録] から税勘定科目を生成し、手動で配賦を調整した場合、履歴情報にこの調整内容は含まれません。したがって、このように勘定残高に対して二次的な変更を加えてもレポートに反映されることはありません。

税レコード

受注オーダ登録で、税コードは、各請求書が印刷および転記されるときに作成されます。システムでは、売掛または一般会計のトランザクションを変更したかどうかに関係なく、税レコードは変更されません。

請求書、返品伝票、または借方伝票を売掛に直接(受注オーダ登録からではなく)登録する場合、一般会計配賦の特別税フィールドにある数値を基にして、税レコードが作成されることになります。手動トランザクションを転記するときに、税レコードが作成されます。

レポートの確認

レポートの内容を一般会計からレポートされた期間の税勘定残高と比較します。差異が見つかった場合、まず売掛に受注オーダ登録からの未転記の請求書/返品伝票が含まれていないことを確認します。

次に、売掛配賦仕訳帳が元帳に転記されたかどうかを確認します。仕訳記帳を用いて GST 勘定残高を手作業で調整したか、売掛請求一般会計 GST 配賦勘定レコードを手作業で調整した場合、さらに差異が大きくなることがあります。このような差異に限り許容されています。

販売税レポート

このレポートは、税システム 1 に定義される品目ベースの税システムに最適です。

このレポートは、一定範囲の請求書、請求日、および顧客の税レコードから詳細情報の一覧を表示します。

このレポートは以下の 2 つの部分で構成されています。

  • 1 つめの部分には、請求番号順に各税レコードが表示されます。総合計は、税基準、税金額、および請求合計のレポートの最後に印刷されます。
  • 2 つめの部分には、税金額のサマリが税コード別に表示されます。選択基準を満たす税レコードのみが、この合計に含まれます。

税受取レポート

一定範囲の税コード、請求日、および顧客に関しては、 [税受取レポート] を生成できます。

このレポートは、税システム 1 に定義された地域ベースの税システムに最適です。

このレポートでは、税レコードから詳細な情報が一覧表示されます。表示する税コードと顧客の範囲、税レコードの日付範囲全体を選択します。システムでは、税コードによりレコードを分類して小計が計算されます。貸方トランザクションは負数表示になり、全グループに対するレポート総合計がレポート末尾に記入されます。