売掛転記について

転記処理のサマリを以下に示します。

• 転記される各トランザクションの [顧客] ファイルの 2 つのフィールドが更新されます。
• 支払トランザクションの受入日が [顧客] ファイルの最新支払日より後の場合、受入日が新しい最新支払日になります。
• [顧客転記済残高] の金額が、顧客への支払金額および任意の値引または請求値引により減算されます。
• 転記される各トランザクションの [未処理品目] レコードが作成されます。
• 売掛元帳配賦仕訳帳レコードが作成されます。
• 各トランザクションについて、現金額の仕訳帳レコードが 1 つ、入力する各配賦レコードのトランザクションが 1 つあります。
• 支払の転記中、顧客の顧客の [未払日数] フィールドが、[未処理品目残高計算方式] で再計算されます。この値は、転記される支払が完全に請求書の支払を行うと変わります。
• 複数通貨による利益および損益が売掛仕訳帳に入力されます (該当する場合)。
• 複数の小切手、電信、および調整を転記すると、 [銀行勘定調整] フォームにサマリエントリーが作成されます。また、小切手、電信、および調整を個々に転記して、銀行勘定調整エントリを個々に作成することもできます。

転記フォームの 1 つを選択すると、売掛勘定が定義されます。したがって、転記する支払がこの金額に転記されない場合でもデフォルトの売掛金額を定義する必要があります。このようにすると、未入力勘定科目を仕訳帳に転記せずに済みます（デフォルトの売掛勘定が定義されていないとエラーメッセージが表示されます）。

売掛支払転記の場合、預金日付を含むレコードが存在すると、その日付が仕訳帳転記日付として使用されます。それ以外の場合、入金日が使用されます。預金日付がサイトのシステム日付より後である場合、その預金日付を含むレコードは転記されません。

全ての売掛転記中レポートでは、銀行通貨はヘッダーに、トランザクション通貨は配賦セクションに表示されます。

[受注オーダ登録パラメタ] フォームで、[支払時手数料] システムパラメタが選択されていると、支払を顧客に転記するたびに、完全に支払われた請求書の未処理品目が調査されます。次に、対応する手数料レコードが新しい手数料額で更新されます。