支払証書承認の有効化

[購買管理パラメタ] フォームで、[支払証書承認] 機能をオンまたはオフにすることができます。支払証書承認を有効にすると、支払証書許容基準を設定し、支払証書を柔軟に承認できます。

  1. [一般] タブで、[支払証書承認] チェックボックスをオンにします。
  2. [支払証書許容超過 ]フィールドには、許容係数(%)の上限を入力します。
  3. [支払証書許容過少 ]フィールドには、許容係数(%)の下限を入力します。
    注:  許容係数が 100% を超えたり、負の数になってはいけません。
  4. [実行 > 保存] を選択し、選択を保存します。

購買管理パラメタを更新するには特別な承認が必要です。システム管理者にお問い合わせください。

[支払証書承認] を有効にすると、 [買掛支払証書と調整] フォームの [承認状況] フィールドおよび [承認者] フィールドを更新できます。システムでは、[承認状況] フィールドの値に応じて、転記する支払証書が決定されます。

[承認状況 ]フィールドには、次の 3 つの値を設定可能です。[承認]、[失敗]、[と 一致]、またはそのいずれかです。購買オーダの材料費単価が支払証書の原価に一致する場合、または許容限度内である場合、支払証書には [一致] の状況が割り当てられます。それ以外の場合、支払証書に [失敗] の状況が割り当てられます。支払証書が転記可能な場合、[支払証書承認] ユーティリティの開始時に、 [承認状況] フィールドが [承認] に更新されます。

注:  購買オーダ明細/発行材料費単価(計画単価以外)は、買掛トランザクション生成単価に比較されます。

システムでは、購買管理から支払証書を自動的に作成する場合、以下のルールが適用されます。

  • [承認者] フィールドのデフォルト値は、購買オーダの [購買担当] フィールドの値です。
  • 全ての返品または調整には、[失敗] の承認状況が割り当てられます。
  • 予想される輸送費、その他費用などに差異があっても、承認状況が [失敗] に設定されることはありません。

システムでは、買掛から支払証書を手動で作成する場合、以下のルールが適用されます。

  • 支払証書には、常に [失敗] の承認状況が割り当てられます。
  • 支払証書が更新される場合は常に、[失敗] の承認状況が割り当てられます。
  • [承認状況] フィールドが[承認] に設定された場合、[承認者] フィールドが必要になります。