買掛税レポート

レポート出力

税額レポートには、ある税期間の範囲について税レコードの詳細情報が一覧表示されます。レコードはグループ化されて、税コード別に小計が計算され、グループ内の配賦日別にソートされます。負の値は、支払証書に行われた減額調整を示します。

また、買掛に転記する前に購買管理から税配賦勘定科目を生成し、手作業で配賦を調整した場合、履歴情報にはこの調整内容は含まれません。したがって、このように勘定残高に対して二次的な変更を加えても、レポートには反映されません。

レポートの確認

レポートの内容を一般会計からレポートされた期間の税勘定残高と比較します。差異が見つかった場合、まず買掛モジュールに購買管理から転記された未転記の支払証書が含まれていないことを確認します。

次に、買掛配賦仕訳帳が元帳に転記されているかどうかを確認します。仕訳帳を用いて税勘定残高を手動で調整した場合や、買掛支払証書の一般会計税勘定配賦レコードを手動で調整した場合、さらに差異が大きくなることがあります。このような差異に限り許容されています。

買掛支払証書情報

購買管理では、買掛支払証書の生成と同時に税レコードが作成されます。これらのレコードは、買掛または一般会計のトランザクションを変更しても変更されません。

買掛に支払証書または調整を直接（購買管理からではなく）入力すると、一般会計配賦の特別税フィールドの値に基づいて税レコードが作成されます。手動の支払証書を転記すると、税レコードが作成されます。

GST と PST レポートの「課税対象 GST または PST 」カラムには、レポートされる税コードに適用される商品の値のみが表示されます。「支払証書合計」カラムの値には、文書に関する全ての明細、費用、輸送費、および税が含まれます。

GST と PST レポートで支払証書履歴を保守する方法により、事前支払済金額を調整すると、レコードを同じ支払証書番号で保存し、元の支払証書合計を更新します。この状況では、個別の税レコードは別個の課税対象で保守されますが、支払証書合計には同じ金額が表示されます。したがって、カラムは二重計算となり、「支払証書合計」カラムには小計が含まれません。

購入先は、購買オーダに保存された税コードから見積もられた税基準を使用して税を計算するため、「課税対象 GST または PST 」カラムは、支払証書に関しては請求書よりも正確さに欠けます。